健康的な療養生活が、病氣を治す上で最も重要 | 日本國人

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令和元年・紀元2679年10月1日開始。

 一般的に、病氣の療養にて、最も重要なことはと言えば、健康的な療養生活である。これは、あらゆる病氣に通底することと言えよう。昨今流行りの武漢風邪、癌、うつ病、糖尿病・・・等々、あらゆる病氣に、である。これ無くしては、そもそも療養の意味が無い、というくらいの重要事だ。

 では、健康的な療養生活とは何かと言えば、適切な榮養摂取、適切な日光浴、適切な睡眠、そして急性疾患急性期を除いては適切な活動、である。そう、全て、適切な、がつく。

 食事は、偏ってはならず、なるべく多くの食品目を、なるべく過不足なく摂取せねばならない。日光浴が大事だと言っても、普段日光浴をしない人が、いきなり何時間も直射日光を浴びるようなことをすると、やけどをしかねぬ。睡眠も、寝ればいいというわけではなく、きちんと夜間に睡眠をとらなければならない。日中の活動にしても、いきなり何時間も走り回るようなことをすると、逆に體を壊す。できる範囲から少しずつ、が重要である。

 當たり前のことではあるが、これを言っておかないと、あるいは言っても、適切な榮養、日光浴、運動が大事なのか!ということで、では、とばかりに、多種多量のの”サプリメント”を摂ろうとしたり、いきなり何時間もの自轉車漕ぎ運動を始めたり、という人が居るが、こういった極端なことをすると、まず失敗するどころか、かえって病氣を惡化させてしまうのである。

 では、藥はというと、これは、それだけで病氣そのものを治してくれるものではない。あくまでも、對症療法である。健康的な療養生活が大事だといっても、あまりに病氣による症状が重ければ、その結果として症状による苦痛があまりに激しければ、それもなかなかままならない場合もあろう。

 それをある程度緩和するのが、多くの藥である。この位置付けは、極めて重要だ。病氣を治すためにと、藥の服用だけを、いくら真面目に規則正しく行ったとしても、生活がまずければ、病氣は治らない。早く病氣を治そうとばかりに、規定量以上の藥を飲んだりしたら、かえって逆効果なのである。

 こうした、病氣療養における健康的な生活の重要性を、よくわかっていない医者も多い。というより、そもそも、對症療法と病気を根本的に治す治療との區別がつかない医者も多いのだ。

 まあ、日本医療の現状は、残念ながら、こんなものである。

 

 本日をもって、當ブログは、令和元年十月一日の開始から三年がたちました。當初の、三年間毎日一記事を出すという目標は、達成したこともあり、今後は、毎日一記事の更新はせず、随時更新とします。

 

紀元二六八二年 令和四年 九月三〇日