アレルギーの基礎知識 その13 | 漢方と健康のブログ 群馬県太田市 大津屋薬局

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気管支ゼンソク
その治療法

 

ぜん息の治療法では、当然のことながら発作を起こす原因アレルゲン)を取り除くことがいちばん早い方法です。
食べ物など、原因が一つでしかもはっきりしていればそれも可能ですが、実際には原因が1種類でないことが多く、それらをすべて見つけだして取り除くことはなかなか難しいのです。

 

そこで、現在の治療法では、手術によってアレルギー体質を改善する変調療法や、によって発作を抑える 対症療法アレルゲンに対する免疫をつくる減感作療法などが行われています。

 

対症療法ではいくつかの薬が用いられていますが、いざ発作が起こった時に家庭でよく用いられるのがハンドネブライザーという携帯用小型吸入器です。
この吸入器は、気管支拡張させる自分で吸入できるもので、いざという時には大変便利なものです。
ただ、安易に使ったり使用のタイミングを誤ると、副作用などの問題があります。
やはり、専門家によく指導してもらって、その指示を守ることが大切です。

 

ここでは、一応の目安として吸入器を家庭で使うときの使用時期下図に示しておきます。使用の際の参考にしてください。

 

そのほか、症状が重くなると副腎皮質ホルモン剤が使われますが、これも長期にわたって使用を続けると副作用の問題があるとされています。