子育てのコツ 内側からの共感 | 子育てサロン

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こんにちは!スミレです。


先日、家庭教育セミナーで、「内側からの共感」ということを学びました。


良い悪いをつけないで、本人が主観的に感じていることを、まず、理解するのだそうです。


すると、相手は心が安定し、自ら問題を解決する力が出るのだそうです。


我が家の姑が、3年前に95才で他界しました。


晩年は、少し認知症の症状も出ていて、夕食の準備の忙しい時に、急に、「あなた、私の通帳持ってる?」と、不安そうに言い出すことも度々ありました。


その頃も、家庭教育セミナーで、カウンセリング理論を教えていただいていたので、「内側からの共感」ということを、思い出しました。


そして、姑の思いになりきると、「日々、自分の記憶が無くなっていくということは、どんなに不安なことだろう。その都度、誰かに確認し、寄り添ってもらわないと、きっと、不安で不安でたまらないのだろうな。」と、想像がつきました。


その瞬間、姑の不安な気持ちになりきると、私の行動も変わります。


どんなに忙しい時でも調理の手を止めて、「はい、お預かりしているので、大丈夫ですよ。」と言って、すぐに2階から、姑の通帳を持って来て見せると安心し、ほっとした笑顔になりました。


これを、その度に、白紙の心で繰り返し、姑の思いに寄り添うと、姑の心は安定し、「120%信頼してるよ。」と言ってくれるまでになりました。


自分の都合を横に置き、相手の思いに寄り添えた時、心の中に、清々しさが残ります。


これも、家庭教育で、「内側からの共感」と、教えていただいたおかげさまです。😃