灯りをつけましょ ぼんぼりに~
今年もひな祭りの季節がきました。
お雛様を出しながら、ニュースの声に耳を傾けると
「ひし餅は、下から白、緑、ピンクで重ねられている
場合は、白い雪の中から新芽が芽吹き、桃の花が咲いて
いる」という意味があって、重ねる順番で意味合いが
微妙に違うのだとか。
まぁ何はともあれ、春の訪れを喜んで、“桃の節句”
女の子のお祝いをしよう~💛と思っている
“ころん”です。
さて先日、主人と車で出かけた時のこと。
信号待ちをしていると、買い物帰りの親子の姿を見かけ
たのですが…
前を歩くお母さんは、後ろを振り返って子どもの様子を
見ることもなく、さっさと歩いて行きます。
その後ろを、幼稚園児くらいの女の子が、小走りで
追いかけて行きました。
夕方、人通りも多いのに💦
主人が「あの子危ないね」と心配そうに言いました。
自転車や、他の人にぶつからないように
きょろきょろしながら走って行く女の子の姿は
危なっかしくて、「本当だね。ママ振り返らないのかな」
と、私もヒヤヒヤしながら見ていました。
無事に信号を渡ったのを見て、ホッとしたものの
いつもこんな感じなのかしら?
荷物が多くて、手をつなげないなら、なおの事
「夕方は人がたくさんいるし、自転車にもぶつからないように
気を付けてね。ママと一緒に歩いてね。」などと子どもに
声をかけながら行かないと、危ないですよね。
いずれ小学生になった時、自分で登校できるように
幼児期の子どもには、繰り返し交通ルールを教えて
あげなければいけない時期なのに…
ママと手をつないだり、ママの顔を見て、ママの言うことに
耳を傾けたり、幼児期に大切な『スキンシップと笑顔と
ママの優しい語りかけ』が、一つも無いなぁ。
と胸が痛くなりました。
このママにも家庭教育のお話を聞く機会がありますように
願うばかりです。
ところで私が、家庭教育で交通ルールのお話を伺ったのは
娘が幼児期の頃でした。
「子どもに交通ルールを教える時は
『信号が青になったら渡るのよ』だけでなく
『あの信号が青になったら、ママに教えてね』
と、子どもに信号を見てもらって渡るようにすると
信号を良く見るようになりますよ」
と、所長さんに教えて頂きました。
さっそく娘に
『あの信号が青になったら、ママに教えてね』
と言いながら出かけるようになりました。
『○○ちゃんが教えてくれたから、信号渡れたね。
ありがとう!』と、これを繰り返すと、お陰様で
信号を渡る時は必ず娘が教えてくれるように
なりました。
娘が成長して、行動範囲が広がると
「大きな道路を渡る時は、目の前の信号が青でも
右左を良く見て車が止まってたら渡るんだよ」などと
追加しながら、だんだん交通ルールを身に着けて
いく事が出来たのです。
交通ルールは自分の身を守るだけでなく、社会に迷惑を
かけない為にも、必ず身につけなければなりませんね。
また交通ルールに限らず、人との約束を守ることも
大切にしていかなければと、改めて感じました。