今日はバレンタインですね。
昨日駅ビルに買い物にいったら、チョコ売り場に列ができていました。
「本命チョコ」「義理チョコ」・・・だけかと思いきや、「友チョコ」「逆チョコ」などなど、今の若い子にはついて行かれないおババの私でした。
そんなバレンタインの日に、息子は生まれました。19年前の事です。
1歳8か月の長男がいて、そして次も男の子
「またか・・・・」と思いながらも、「元気に生まれてきてくれて、元気に成長してくれればそれだけでいいんです!」と思ったことを覚えています。
あの生まれた瞬間、誰もが同じ心境になるのではないでしょうか・・・・
この世で初めて経験するあの痛みから解放されたと同時に、自分の分身が現われているのですから、「無」と「感動」だけしかありません。
子育てに追われていくうちに、あの時の感動や、元気でいてくれるだけでいいんです!という気持ちを忘れてしまうのでしょう。
私は、この二男に対しては本当にいろいろ悩みながらの育児でした。
なぜだか、私の「怒りのスイッチ」をONにする子だったのです。同じ自分の子どもでも、性が合う子、合わない子があるのかもしれません(>_<)
自分の感情をコントロールできずに、手をあげたこともたくさんありました。
寒い外に出して追い出したこともありました。
気持ちを、心を見てあげることなどまったくできてはいませんでした。
全てが私の感情のおもむくまま、「男の子だから、多少は手をあげても仕方がない」と、勝手に自分を正当化していた私でした。
そんな頃、小学校で家庭教育の講演会で田島所長さんがいらしてくださり、衝撃な出会いをいただきました。
あの時に講演会に出ていなかったら・・・・
所長さんの素晴らしいお話も聞けないままに、感情に任せた自分勝手な子育てを続けていて、親子で傷つけ合い、親子で苦しんでいたと思います。
家庭教育の学びを重ね、所長さんにご指導をいただき、幸せのレールに乗せていただきました。
あれから10年以上が経った今、二男が本当に愛おしいのです。だって・・・
あれだけお母さんから叩かれたり、怖い言葉をたくさん言われても、こんなに素直に立派な子どもに育ってくれています。
今ではとても頼りになる存在です。
19年前に生まれたあの日に「元気でいてくれれば、それだけでいいんです!」と思った、あの時の気持ちを改めて思い出しながら、本当に元気で素直に育ってくれたこの子に感謝しかありません!
何より、所長さんに出会い、所長さんから教えていただいた家庭教育の縁に、本当に心から感謝なんです。
子どもはお母さんの使用物ではないのに、ついつい思い違いをしてしまいます。
子どもはお母さんを選んで生まれてきてくれるそうです。
お母さんを成長させてくれるために生まれてきてくれるそうです。
「怒りスイッチ」をONにする二男のお陰で、私は自分の母親としての自覚を見つめられました。そして変えられました。
二男とともに成長出来ました。
4人の子どもに「お母さんを選んで生まれてきてくれてありがとう!」と心をこめて伝えたいと思います。
まだまだ母親として未熟ですが、これからも家庭教育の学びを重ねて、親子で成長していきたいと痛感いたしました。
「お母さんを選んで生まれてきてくれてありがとう!」
ぜひ子どもに伝えてください。
親子の間に、なんだかあたたかいものを感じることと思います。