後輩から新年のあいさつの電話がありました。
「今年も1年よろしくお願いします。子どもの相談もよろしくお願いします・・・」と、心持ち元気のない声に、何か悩みがあるのかと心配になりました。
数日後、改めて電話があり、4歳の息子のことで悩んでいるとのことでした。
新年のあいさつを頂いた時に、「何か悩みでもあるのかな?」と感じた時に、「どうかしたの?大丈夫?」と声をかけていたら、その時に「実は・・・・・」と話が出来たかもしれませんでした。
この数日、後輩はどうしていいかわからないまま悩んでいたのでしょう。
私に「どうしたの?」と言える勇気があったら、もう少し早く後輩は気持ちが楽になっていたのでしょう。
誰かに聞いてもらうと、不思議と気が楽になることがあります。新たな気持ちになれることがあります。
「どうしたの?」「大丈夫?」と言える優しさ、相手を思いやる温かい心になっていたいと感じました。
後輩の悩みは4歳の息子が、言葉が急に乱暴になってきたとのことでした。「ママのばか!!!!」
といわれ、相当ショックだったとのことでした。
お正月には、親戚がたくさん集まり、子どもがたくさん集まっていたそうです。親戚の子どもはみんな小学生で、後輩の息子より年上だそうです。
きっと小学生の子どもたちの影響もあったのでしょう。
この頃の子どもは、幼稚園や、保育園、また、まわりから得た新しい言葉は、すぐに使ってみたくなるのです。
今までにない言葉に、大きく興味がわくのです。
言葉を覚えていく過程にあるのです。
「ママのバカ!」といわれ、ショックになるほど、子どものことを愛しているのですね。
「バカ??何てことを言うの!!!」と本気になって怒るお母さんもいるでしょう。
そんな時は、「ママのどこがバカなの?」と、ニッコリ笑って、子どもに優しくきいてみましょう。
動揺することもなく、お母さんが余裕を持って子どもにふれると、子どもの反応も変わってきます。
本意ではない、悪意の無い言葉・・・・お母さんは心に余裕を持って、女優に成りきってニッコリと笑顔でいましょう。
思春期の子どもの発する「バカ!」にも、「あら~お母さんのどこがバカなのかしら?」と女優になってきいてみましょう。
「あれ???いつものお母さんと違うぞ!」と子どもの方が驚いて、気が抜けることでしょう(笑)
一番は、お母さん自身が常に子どもの見本という意識をもって、綺麗な言葉を使うことです!
下町育ちの私には難しいな~(>_<)