先日、久しぶりに会った後輩がこんな事を言っていました。
「下の子の出産のために実家に帰っていました。自宅に帰ってきた途端に家事、育児は私一人でやらねばならないし、何より大変なのは、上の子がすごく甘えん坊になって・・・・
実家の母の有難みをしみじみ感じると同時に、上の子の甘えん坊を直したいと焦ります!」
わかります!わかります!
共感している方も多いと思います。
実家のお母さんは出産経験者として、産後の女性の体のダメージに理解があるんですよね。だから、出来る限りのお手伝いをすすんでしてくださるのでしょうね。
それに素直に甘えられるのが親子の愛なのかもしれませんね・・・・・
家庭に戻ると、現実が待っていたということでしょうか・・・
兄弟ができると言うことは、子どもにとっては、嬉しい事ではあるのだけれど、お母さんをとられたような、少し寂しい思いもあるのです。
下の子が生まれるまでは、み~んなの目は自分だけに向いていました。
ところが、兄弟が家に現れた途端にその目は・・・・・・自分だけではなくなってしまいましたよね。
子ども心にとても複雑なのでしょう。
だから、「ママ、あのね~」「ママ、聴いて~」などと、あの手、この手でお母さんの愛情を確認してくるのです。
「私のことを見て!」のサインを出してきます。
この頃は、子どもも一生懸命に頑張っているのです!!
その時のポイントは☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
*下の子が生まれると、つい、上の子を「お兄ちゃん、お姉ちゃん」扱いをしがちですが、まだまだお母さんに甘えていたいのです。
その心を理解してあげて、出来る限りのスキンシップを心がけましょう。そして、下の子が寝ている時等を利用して、たまには上の子とべったり二人きりの時間を作ってくださいね。
そういえば、我が家でもありました。
二男と7歳離れて三男が生まれました。
ある時二男が「ママは、三男のことばっかり!もう僕は嫌いなの?」・・・・・・・(。>0<。)
その言葉にドキッとして、同時に切ない心を言ってくれたと愛おしくなり、二男を抱きしめたことがありました。
家庭教育研究所、所長さんに相談をしました。
二男が生まれた時から撮っている写真のアルバムを見せてあげて、「こんなに愛されているでしょ・・・ママはあなたが大好きよ!」と抱きしめてごらんなさい・・・・と教えていただきました。
即、実行!!!!
二男をヒザの上に抱っこして、頬を寄せ合って二人でアルバムを見ました。
「可愛いね」「こんなに小さかったのね・・・・」たくさんの会話をしながら見ていました。
三男と同じような愛情を感じることが出来た二男は、とても安心したようで、嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
子どもは思いもかけない形で、お母さんの愛情を確認してくるものです。
お母さんは「女優」になりきって、大げさに「あなたが大好きよ!」と表してあげて下さい!
その繰り返しの中で、子どもは成長していかれるのです。
子どもの心の成長につながります。手をかけ、愛をそそいで、見守りましょうね。
時には子どもばかりではなく、ご主人にも愛情表現をして下さいね(笑)