むき出しの力 新聞記事
現在の世界を見渡すと、「むき出しの力」ばかりが幅を利かせているように見える。
パレスチナ自治区ガザで、世界中から「国際人道法違反だ」と非難されながらもイスラエルが軍事的破壊で、ハマスを弱体化。
そもそも、ハマスがイスラエルを奇襲して多くの国民を殺害し、人質を取ったから…
「むき出しの力と力」が対決した結果、住民に惨憺たる犠牲を出したあげく、ようやく停戦に合意。
トランプの関税政策は軍事力ではないが、経済取引の力の行使である。
言うことを聞かないと経済的な不利益を与えるという脅しで相手の行動を変える試み。
中国も都合の悪い政策を取る国に、しばしば経済政策を実施してきた。
他国を威嚇するハードパワーの行使には、ハードパワーで対抗するしかない。
ロシアのウクライナ侵略に対しウクライナは軍事力で防戦するしかなく、ウクライナを支援する国はロシアに経済制裁というハードパワーで圧力をかけている。
日本も対露経済制裁に加わるという形でハードパワーを行使している。
軍事的脅威の存在する不安定な安全保障環境下、自国への攻撃を防ぐには、軍事力で防衛能力を高めて、抑止態勢を作るしかない。
抑止とは攻撃で得る利益に見合わない甚大な被害を受けることを示し、攻撃を思いとどませる行為である。
そのためには、軍事力が必要になる。
総理が防衛力増強を指示しているのは、この抑止力を向上させるため。
「むき出しの力」のみがハードパワーではない。
パワーとは、広義では自らの望む結果を生み出す能力で、狭義では自らの望む行動を相手に取らせる能力である。
そのやり方は威嚇や強制に限らない。
人が殺され…国が破壊され……正義など存在しない‼︎
それを広く他国に促し、平和的に繁栄する意義を唱えて教義するは日本だと思う‼︎
ドウダンツツジ





