故郷の景色 81歳女性
岡山の離島に1人で暮らす96歳の姉から、島の神社で8年ぶりに奉納神楽が催されると知らせ…
幼い頃を思い出し、「これが最後かな」と考え、思い切って1人で出かけました。
神楽の舞は素晴らしく、ぜひ後世に引き継いでほしいと…。
島では廃屋になった実家を訪ね、両親らの墓参りを…。
施設に入る兄は、私と分かり涙を流してくれました。
姉たちには「ありがとう」と感謝を伝え…
故郷にもきょうだいにも最後の別れをしたつもりでしたが、帰りの連絡船のデッキから遠ざかる島々と波しぶきを見ていたら涙が止まらなくなった…
「この景色をもう一度見たい」との思いが湧きあがり、また希望を持てた…‼︎
故郷鹿児島の街並み…実家のある大隅半島鹿屋市の山可…変わっても…この目に焼き付いています。
帰りたいけど…なかなか帰れないのが現状・・・‼︎
60年前の感動 69歳男性
小学5年の夏休みに母の故郷で過ごした。
その時の感動を作文にまとめると、学校で表彰された…
川をせき止めたプールの水は震え上がるほど冷たく、時にはマスが泳いでいた。
山寺には「金のなる木」があるというので行ってみると、鐘が枝にぶら下がっていた。
夕食後、「五右衛門風呂じゃ…踏み台を上がって、丸い板を沈めて入る…やけどせんように浸かれよ」とおじが簡単に言う。
あれから60年近く経ち、ふと思い出がよみがえる。
故郷は良いですね…泣いても笑っても…傷ついても…いつもの姿で迎えてくれる。
暖かく迎えてくれるきょうだいがいる…‼︎






