それは、ガイダンスかもしれないね。

皆様、おはようございます。

桜水現実(オースイうつつ)です。

今日は日曜日。

オラクルはお休みで、かわりに気楽な日曜日のエッセイ「ほんのりスピリチュアル」の日です。

☆☆

2月から始めたのですが、

毎月初日だけは、カードを使わずにメッセージをお伝えしています。

3月のテーマは、「ガイダンス」でした→☆

ガイダンス

その言葉の響きが、私は大好きです。

「ガイダンス」と言われるだけで、

心がふっと軽くなり、

安心感が沸き起こってきます。

去年の7月ぐらいにお話を頂いて、

アラン・コーエンさんのアメリカ事務所と共に、

アメリカやその他各国のアランさんのコーチングプログラムの卒業生と、

日本のコーチング卒業生との合同リトリートの計画を始めました。

来月、いよいよ開催されるのですが、、、

それは、卒業生同士の交流会でもあり、

コーチングスキルを強化し、

ビジネスとしてやっていくためのサポートや

コーチとしての自信をより養うための上級コースのリトリートです。

実は、計画の段階で、なかなか思ったように進まない時がありました。

決められていたホテル側との交渉がなかなかうまく行かず、

私は、結構ストレスがたまり、

でも、それを誰にも言えなくて

いらいらとしていました。

やっとまとまりそうにはなりましたが、

なんとなく不親切な感じがして

ついに最後にアランさんの事務所に、

ここは不親切だと思う…

ぽつりと、一行そう言いました。

アランさんから、その時出た言葉はこうでした。

僕らもそう感じていたけれど、

確信が持てなかった。

でも、うつつもそう感じるとしたら、

これは、別の場所を探せと言う、

ガイダンスかもしれないね。

恐らくは、アランさんの事務所側もそれを感じていたけれど、

あまり多くを語らない日本人とのコミュニケーションですから、

確信が持てなかったのでしょう。

それから、私たちは別のホテルを探し始め、

驚いたことに、そこから計画はスピードをぐんと上げました。

この事は、私に大きな教訓を与えてくれました。

制限の枠を破る時とは、

常に正直な自分の感性を大切にする時。

ここを指定されたから、

ここしか交渉してはいけない。

私はそんな風にどこかで思っていました。

そう言えば、サラリーマン時代は、

こんなことはよくありました。

思ったように進まない時、

私はよく自分の努力が足りないのだと思いました。

あるいは、会社の要求が高過ぎるからだと思ったりもしました。

そして、高過ぎると思えば、

物事は成し遂げられない。

だから、出来ると思えばやれる。

そんな間違った気合い（笑）を入れ、

責任感を履き違えたこともあります。

それは、その時には気がつかなかった「ガイダンス」だったのかもしれないと今は思えます。

このやり方でうまくいかないと言うことは、

なんらかの軌道修正が必要だと言う

なんらかの見方を変えてみることが必要だと言う

ガイダンスかもしれない。

そう思えたら、もっと楽にいろんな事が出来たかもしれない、と思います。

スピリチュアルの世界は、現実とは遠く感じることがあるでしょう。

スピリチュアルの見方を現実に持ち込むと、

「甘いな」などと言う人も居るでしょう。

例えば、スピリチュアルのセミナーに出た後は、

やたらとテンション高いのに、

家に戻ったら、がっくりと気持ちが落ちて、

色あせて見えてしまう。

そんな経験はないでしょうか。

ガイダンスと言う言葉は、

現実の中に、スピリチュアル性を自然に持ち込んでくれるような気がします。

いえ、現実の中にこそ、スピリチュアルな物の見方が大切なのだと教えてくれます。

ガイダンス、、、

その言葉を聞くと安心するのは、

今やっていること、今頑張っている私が

誰かから見守られていることを感じることが出来るからです。

何度も何度も行き止まりに頭をぶつけても、

そちらは違うと教えられていることに気がつくまで、

ぶつけてもいいのだと安心します。

いつかは、気付かせてもらえるのだと安心します。

☆

そして、一つ思い出したことがありました。

サラリーマンの時に、契約がどうしてもうまく行かない時、

うまく行かせようとする会議の時に、

「もしかしたら、こことの契約は違うと言う意味かもしれません」

そう発言したことがあります。

笑われるかも、と思ったのですが、

意外に重役のおじさん達は、一瞬しんと黙ってしまいました。

「そう言う意味合いもあるかもしれないね」と何人かが口にしました。

結果的にそのまま続行され、

契約に至りましたが、その後もトラブル続きでした。

人はどこかで、何か自分の力が及ばないものがあることを知っているのかもしれません。

そして、その及ばないものが恐ろしいからこそ、

否定をしようとする場合もあるのかもしれません。

でも、その反面、もしその力が、

自分のために働いてくれていると信じられたら、

どんなに楽だろうと感じていることもあるような気がします。

ガイダンスと言う言葉は、

その信頼を問答無用に与えてくれると、

私自身は感じています。

ガイダンスは常に、

あなたが正直な感性を大切にしたときに訪れます。

ガイダンスと言う言葉が、

静かに口に出される時、

絶対的なパワーがあなたのもとへと

サポートに訪れる。

そんな気がします。

うつつ

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