前回からの続き・・・
【関連記事】: 相次ぐ首都圏脱出大手企業 その7 仙台・大阪支店開設:森トラスト 大阪本社死守:ハウス食品
もはや携帯電話やインターネットも普及率が高まり、生活の一部と化している方々も多くなりました。
大規模災害などの緊急時に、貴重な情報源となるケースも多々見受けられ、大手携帯キャリアは首都圏を大規模災害が襲ったケースに備えて既に動いています。
今回は、携帯キャリア及びインターネット事業者に関する情報です。
経済圏の規模から考えて仕方無いのですが、やはり本社代替機能を強化するとなると、大阪に集中するようです。
まずは、何かとお騒がせなイー・アクセスから。
<2012年3月9日 イー・アクセス 大阪にネットワーク監視拠点 東京都二重運用>
因みに、イー・アクセスの公式ページにおいて何時から対応したとは書かれていませんが、東京・大阪の2拠点によるネットワーク監視体制を行っている旨が記述されています。
写真1 : イー・アクセス公式ページ 事業概要・ネットワーク&テクノロジー
↓元記事 イー・アクセス公式ページ 事業概要・ネットワーク&テクノロジー
http://www.eaccess.net/company/enterprise03.html
携帯大手キャリアとしては遅すぎる動きですが(間に合っているから良かったのですが)、首都機能が麻痺する程の大規模災害に備えてはいるようです。
タイムスタンプで確認して頂ければ、ソフトバンクによる買収騒動の前に、大阪の拠点強化に着手していることが確認できます。
次は、今ではイー・アクセスと同じくソフトバンクグループ傘下のヤフー・ジャパン と サイバーエージェントの東京以外での開発拠点強化の記事。
2011年9月15日 IT大手ヤフー・ジャパン リスク回避の為、大阪に開発拠点
ヤフージャパンだけでなく、こちらもIT業界大手となったサイバーエージェント(芸能人が多く参加するアメーバブログ、アメーバピグなど)が東京以外に開発拠点を強化したことが記事から読み取れます。
それで肝心のソフトバンクグループルの災害対策をメインとした地方強化の話を探したのですが・・・
これしか、見つからないですね・・・
【関連記事】: ソフトバンクの闇と陰 その2 ソフトバンクテレコム、韓国KT社と合弁会社設立:データセンターを韓国へ
本シリーズとは、主旨が異なりますので、敢えて別記事にしました。
孫正義CEOがツイッター上で災害関連に関して吠えていたのは、ヤフージャパンの災害情報がメインだったようです。
その9へ・・・
【関連記事】: 相次ぐ首都圏脱出大手企業 その7 仙台・大阪支店開設:森トラスト 大阪本社死守:ハウス食品
もはや携帯電話やインターネットも普及率が高まり、生活の一部と化している方々も多くなりました。
大規模災害などの緊急時に、貴重な情報源となるケースも多々見受けられ、大手携帯キャリアは首都圏を大規模災害が襲ったケースに備えて既に動いています。
今回は、携帯キャリア及びインターネット事業者に関する情報です。
経済圏の規模から考えて仕方無いのですが、やはり本社代替機能を強化するとなると、大阪に集中するようです。
まずは、何かとお騒がせなイー・アクセスから。
<2012年3月9日 イー・アクセス 大阪にネットワーク監視拠点 東京都二重運用>
イー・アクセス、災害に備えた運用体制を公表 2012年03月09日 18時10分 UPDATE 東日本大震災の発生から1年を前に、イー・アクセスは災害に備えた通信サービスの運用体制を発表した。NOCの新設や基地局の無停電化、音声ファイルをパケット通信で送受信するサービスの準備を進める。 [平賀洋一,ITmedia] イー・アクセスは3月9日、災害発生時における運用体制の整備などを発表した。既存のネットワークを総点検し、3月15日に開始する「EMOBILE LTE」でも災害に強いインフラ整備を目指す。 具体的には、大阪にネットワークオペレーションセンター(NOC)を設置し、東京と合わせた2拠点での運用を行う。また、データ通信網を使って音声メッセージのファイルを送信するサービスの準備なども進める。このサービスについてはNTTドコモが「災害用音声お届けサービス」として提供しているが、業界団体である電気通信事業者協会(TCA)を中心に、キャリア各社が技術仕様や相互接続のガイドラインを策定している。 また、基地局に72時間分の非常用バッテリーを搭載するほか、基地局や伝送路の迅速な復旧が行えるよう、緊急時車両の追加も行う。今回表明された整備方針の内容は以下の通り。 ・大阪にネットワークオペレーションセンター(NOC)を設置し、東阪2重で運用 ・緊急時車両の追加配備 ・自然エネルギー(ソーラーパネル)を利用した基地局向け電源設備の実証実験を実施 ・非常時の衛星回線通信設備の追加配備 ・72時間持続可能な非常用大容量バッテリーの配備 ・主要基地局への無線回線の配備 ・データ通信網によるファイル化された音声メッセージ送信サービスの準備 ・災害用伝言板の事業者間連携 ↓元記事 ITmedia 「イー・アクセス、災害に備えた運用体制を公表」 http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1203/09/news084.html |
因みに、イー・アクセスの公式ページにおいて何時から対応したとは書かれていませんが、東京・大阪の2拠点によるネットワーク監視体制を行っている旨が記述されています。
写真1 : イー・アクセス公式ページ 事業概要・ネットワーク&テクノロジー
↓元記事 イー・アクセス公式ページ 事業概要・ネットワーク&テクノロジー
http://www.eaccess.net/company/enterprise03.html
携帯大手キャリアとしては遅すぎる動きですが(間に合っているから良かったのですが)、首都機能が麻痺する程の大規模災害に備えてはいるようです。
タイムスタンプで確認して頂ければ、ソフトバンクによる買収騒動の前に、大阪の拠点強化に着手していることが確認できます。
次は、今ではイー・アクセスと同じくソフトバンクグループ傘下のヤフー・ジャパン と サイバーエージェントの東京以外での開発拠点強化の記事。
2011年9月15日 IT大手ヤフー・ジャパン リスク回避の為、大阪に開発拠点
ヤフー、大阪に開発拠点-リスク回避・100人体制 掲載日 2011年09月15日 ヤフーは2012年1月、大阪支社(大阪市北区)内に開発拠点を設置する。東日本大震災を受けたリスク回避と開発機能の強化が狙い。 システムエンジニアなどを採用する。来年1月までに100人以上の開発体制を整え、主にインターネット上で総合的な情報提供を行うポータルサイト「Yahoo!Japan」の改善などを手がける。スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末向けサービスの設計・開発にも取り組む。 ヤフーは東日本大震災の発生後にサーバの関西移転を打ち出したが、併せて開発拠点も大阪に置くことにした。国内最大のポータルサイトを運営し、利用者が多く公共性が高いことから、今後の災害時の対策が必要と判断した。 大阪支社の開発拠点では「Yahoo!Japan」のユーザーにさまざまなサービスを提供するフロントエンドシステムを中心に、ナビゲーションシステムの改善、使いやすいユーザーインターフェースの導入などを手がける。大阪での開発業務が軌道に乗り次第、ウェブサイトだけでなく、スマートフォンやタブレット端末向けサービスの設計・開発も担わせる。 100人以上の開発体制を整える中で、中途採用を50人募集する予定だ。即戦力の人材を獲得し、大阪の開発拠点を早急に軌道に乗せる。 IT業界では東京以外に開発拠点を設ける動きが出ている。サイバーエージェントは10月に大阪と福岡にスマートフォンのアプリケーション(応用ソフト)を開発する拠点を設置し、今後は札幌や仙台、名古屋にも開設を予定する。災害対策のほか、地方の優秀な人材を獲得する狙いもある。 ↓元記事 日刊工業新聞 http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0220110915aaam.html |
ヤフージャパンだけでなく、こちらもIT業界大手となったサイバーエージェント(芸能人が多く参加するアメーバブログ、アメーバピグなど)が東京以外に開発拠点を強化したことが記事から読み取れます。
それで肝心のソフトバンクグループルの災害対策をメインとした地方強化の話を探したのですが・・・
これしか、見つからないですね・・・
【関連記事】: ソフトバンクの闇と陰 その2 ソフトバンクテレコム、韓国KT社と合弁会社設立:データセンターを韓国へ
本シリーズとは、主旨が異なりますので、敢えて別記事にしました。
孫正義CEOがツイッター上で災害関連に関して吠えていたのは、ヤフージャパンの災害情報がメインだったようです。
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