肝心な事はどこなの?・・・ | 下北沢の珈琲豆屋のブログ

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2017年4月より「自家焙煎珈琲豆屋cafe use」から「筋金珈琲焙煎所」と名前を変えて、珈琲豆に特化した店になりました。そんな店の日々のこと。


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先日、ご常連さんとの会話


「最近、病院を選ぶのにも所謂口コミみたいなサイトで

選ぶ人が多いらしいのよね~


それを読んでいて、へぇーって思ったのが


先生は凄く良いのだけど、受付の対応が悪い 書いてあるのよ


でも

先生の治療や診察が良いのであれば、十分なんじゃあないの?


じゃあ逆に受付の対応が良くて先生がダメだったら

もう・・・・・それこそ問題じゃあないの かしらね?」


どなたも、病院へ行こうと思った時

以前だったら近所の病院の評判は、住人同士で聞いたりして

直ぐ判ったようにも思うが

最近は、聞くご近所さんのお付き合いも少ないせい

口コミサイトを見るのかもしれない


これを聞いていて思い出したのが


海外のお客様


店内の喫茶室で珈琲を飲む気満々だったご様子

ワザワザ楽しにみにして、ご来店だったと思う


弊店の喫茶室は週末のみ

でも平日のご来店

喫茶室は塞がれていて、存在すら見えない


お客様は、持ち帰りのカップをご注文


この時、

珈琲豆のショーケース前にあるベンチを指さし

「この場所で飲むの?」 (←飲めるの?でないのが問題)


「この場所では、飲めない」 申し上げる


理解しているのか判らないが、


ご本人は、店で飲めると思っていたが

こんな質素なベンチで飲むのか?申されていた様子


でも私達に、その趣旨が全く伝わっておらず(言語って難しい)

店を出た後、ご本人は早急な行動でクレームを口コミサイトに


「珈琲を飲もうと思うのに、こんなベンチに座るの?

更には、この場所で飲むな!って言われた」


それも、ご自分の母国語で




病院の口コミに、

肝心の治療・診察の事ではない事にクレームを


珈琲豆屋に

肝心の味ではない、座れなかった質素なベンチにクレームを



改めて思うのは

肝心な事へのクレームは、とても大切な事だと思うのだが


全く、靄にかかるようなクレームには


かなり途方に暮れる そんな気分





明日土曜日、喫茶室も営業中

お時間ありましたら、是非~


(ikuko)