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あまりにも突出した実績!
当時の階級制!
認定団体の少なさ!
その上で二階級王者!
三階級制覇は、アウェーでの判定に泣いた!
レジェンドを倒してきたラッシング・パワー!
スピーディかつ好戦的なスタイル!
無尽蔵なスタミナ!
『狂った風車』の異名がある強烈なラッシング・パワー!
手数がとにかく止まらない、
回転も早い、
色々書いたが、ファイティング原田さんの何より素晴らしいのは、その対戦相手の質だ!!!
世界戦では、王者のポーン・キングピッチを倒して日本人の二人目にあたる世界王者になった。
再戦で、ポーン・キングピッチに敗れ、
「ロープ際の魔術師」ジョー・メデルにも敗れてから
そこには天才・青木勝利がいた。
努力の才能であるファイティング原田は、青木の自分とは違う質の天才ぶりが許せなかったのだ。
そういう流れで、舌戦を繰り広げたうえで3RKOで勝利する!
そうして、世界へまた挑む。
その世界王者が、恐ろしいほどの強さ!
「黄金のバンタム」と呼ばれるエデル・ジョフレだ!!
左右問わずの破壊力!
堅固なガード!
あの矢尾板貞雄、
そしてファイティング原田をKOした「ロープ際の魔術師」ジョー・メデルをも難なく倒した今も語り継がれる伝説の怪物王者…それが、エデル・ジョフレだ。
ジョフレの戦績は、72勝(50KO)2敗4分け。
キャリアを通じてたった2度の敗北している。
それがファイティング原田に喫したのみなのだ!(二回とも日本での試合だと思う)
他の、4引き分けは全て雪辱しているのです。
ファイティング原田にだけは、雪辱できなかったのです。
「ジョフレは負けたにも関わらず、笑顔で僕を抱きかかえてくれた。
生まれて初めて負けたのに。
ジョフレこそ、男の中の男でありチャンピオンだよ」
僅差の判定で、日本で敗れたにも関わらず、ジョフレは満面の笑みだったという。
心中はわからないが、それだけの男・ジョフレに二度に渡る勝利するファイティング原田も怪物だ。
ボクシング界で殿堂入りしている人は、三人いる。
ジョー小泉さんとファイティング原田さんと帝拳の本田の親父(⬅︎浜田剛史さん流の言い回し)だ。
選手では、現在ただ一人なのだ。
でも、彼の戦ってきた軌跡を追うと当然の称号とも言える。
パッキャオ、マルケス、バレラ、エリック・モラレスらと混じって戦っているようなものだと言っても過言ではないキャリアだから。
そんなファイティング原田さんなら、UFCの世界感に当てはめてもベルトを巻いていただろうと思う。
しかも実質三階級制覇に近い実績だ。
オリンピック選手でも、ファイティング原田の練習量には舌を巻いたという。
有名な逸話だが、ファイティング原田さんは、引退するまで「あえて、女を知らなかった」という話。
色んなのが言いよってきただろうと思うのだが
「昔気質な精神」と言われるかもしれませんけど、
そういう所も強さへの追求が表れてますよね!!
そんなファイティング原田さんの試合を皆さんも機会があったら、みてもらいたいですね。
今日は、ここまでー