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![{8C3C91A8-3297-4997-B29F-93ABC5711B1C:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20140101/20/oookafour/71/cd/j/o0480047912800539080.jpg?caw=800)
金子大樹の評判は、関係者の話でも相当高いようだったので、期待していました。
過去のブログでも、ちょこちょこ金子に期待していると書いてきたが。
いやぁ、面白かった!!
YouTubeでも見ていたが、金子は確かに強い。
位置取りも慎重に測りながらやれている。
距離感がいいということだろう。
フィジカル的にも十二分に通用する選手だろうと見て思っていた。
バランスも良し!
パンチ力もある!
技術もしっかりしている!
難点をあげるとしたら、上体の揺さぶりが絶対的に少ない事ぐらいだろうか?
なんか、こう書くと内山高志と似ているような…柔軟性も…。
まあ、そんな思いをもって観戦したわけですが、
これが世界戦だ!
というのが感想だった。
一ラウンドから、金子は目先寸前のところでジャブをもらわないように見切り・位置取りしていて感心していた。
内山高志の今までの戦いを思い出すと、多彩なジャブで対戦相手の手を焼かせて、そこへ強い右ストレートを放つ!
それから、右に警戒心を持たざるを得ない対戦相手は、ジャブをもらう。
そして、ボディ攻撃を放つ!
上に下にと意識を散らし、ドツボにハマるという完璧なゲームで支配して叩きのめしてきた。
そのゲーム展開にさせないように、金子選手は戦えていた!
強い右にも臆さなかった。
ゆえに、内山はいつも以上にフック系のパンチなどもいつもより多く放っていたように見える。
手数は内山の方が多く、ラウンドのジャッジは奪っていってるように映る。
だが、三ラウンドに僕が以前より内山の気になっていた点が出る。
頭から来られる事を嫌がる点だ。
表情には見えなかったが、動きがそう見えた。
やっぱりかぁ…このあたりは、日本人だなぁと思ってしまった。
四ラウンドも、そんな所が見えた。
やはり、、、ダーティボクシングは嫌いなんだなと思った。
確か、五ラウンドぐらいから?
内山はボディへの散らしをようやく放ち出す。
でも、全く臆さない金子大樹!
余程の決意を感じるし、素晴らしいフィジカルだ。
![{FEBBF719-47D3-460E-8AA2-FBF3B747075B:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20140101/20/oookafour/6c/3f/j/o0238023712800539106.jpg?caw=800)
でもここから、内山は多彩でタイミングもいいジャブと高速のワンツーがハマり出す。
金子選手は、ジャブもいいのに少ない!
ジャブの差し合いをしてもいいのでは?
そう感じた。
もったいなかった!
でも後半、金子選手は仕掛ける!
もちろん、慎重さを忘れずに。
そこで、10ラウンドだ!
金子選手は、大きく踏み込んだジャブが決まる!
内山は下がってしまいロープ際。
そして、ここで頭からいくような踏み込みで放つ右のオーバーハンド!
これがカウンターで決まってダウンを奪う!
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…だが、僕がいいと思ったのは、この右が当たらなくても、この流れは金子選手が頭突きをかましていた形になっていた。
先日もブログで書きましたが、ガンガンにダーティプレイを仕掛けて欲しいと。
「それが、やってほしい事だよ!」
そう心の中で、思った。
僕は、いつの間にやら金子選手を応援していた。
ただ、内山のクールさで、ここからも冷静に立ち上がりラウンドをしのぎ、残りラウンドも打ち合いつつも、うまく戦い切る!
判定は、完敗のスコアかもしれないが面白い一戦だった。
内山高志が、ここまで底を全て見せて戦ったのを見たのは初めてな気がする。
そして、内山高志の苦手な感じは…前々から思った通りかもしれない。
ガツガツくるタイプで、かつダーティプレイだ。
90年代まで、ゴロゴロいたコリアンファイターなんてのも苦手かもしれない。
だが、やはり以前負傷引き分けに終わった、
フィリピーナのマイケル・ファレナスだ!
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思い切りのいい飛び込み!
パンチ力!
スピード!
フィジカルもタフネスの申し分ないし、何よりいいのは大胆さだ。
おまけに、パッキャオを尊敬してるのもあるんだろう、飛び込みのストレートは、頭から突っ込む!
昔のパッキャオのように。。。
忘れもしない!
ファレナスとの試合翌日、渡辺会長が
「今回の選手と再戦はやらせない」
と言ったのだ。
ファレナスは評価も中途半端なのにイヤな強さがある。
そして内山高志は、タフネスに不安を覚える選手でもある。
ダウン回数も五回くらいしてるんではないだろうか?
あれだけのゲームを作り込む選手のダウン回数ではない。
おまけに、マルケスやバレラ、ディエゴ・コラレスみたいなスーパーファイトをやってる訳でもないのに。
それにしても、もし対戦相手がSフェザー級の頃くらいのパッキャオとかなら、内山高志でもアッサリ負けてしまうんだな。
すごいな、パッキャオ。。。
![{AAA6D6D6-86EF-4968-B3E8-2720D41E60F5:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20140101/20/oookafour/bf/1c/j/o0211021012800539128.jpg?caw=800)
そんなことも思ったりした。
この試合は、内山がゲームを作り、サークリングにも金子選手が付き合う形になった?させた試合だった。
そう考えたら、内山選手を強いなぁー!
と思える試合でもあったし、
強いんだけどなぁー…
と思う試合でもあった。
あと、金子選手の再起戦が楽しみになりました!!
僕の誤解があるかもしれないから、意見あれば是非下さい!!
今日は、ここまでー