木村ミノル×狂拳・竹内裕二 | おおおかのボクシングBLOG

おおおかのボクシングBLOG

ボクシング・格闘技観戦後の感想がメインです。


にほんブログ村
ボクシング ブログランキングへ


僕はキックをたくさん見てきたわけではないが、こいつは強い!と心底思えた。
ボクシングに転向してもいけるんじゃないのか?
その若き逸材が、この木村ミノルという20歳。
photo:01


しかも、NOMAN選手や梶原龍児選手元王者を見事な形で倒してきた木村ミノルのマイクアピールは、どんどん箔が付いてきた。

梶原龍児を倒したリードフックのカウンターは、まるでウィラポンを倒した長谷川穂積の焼きまわしのように映る。そんなセンスの持ち主だ!!

煽り映像でも木村ミノルは、狂拳・竹内裕二との試合に向けて、

「俺は世界チャンピオンになるために生まれてきた」

「この試合で、俺が何をめざしているか分からせてやる」

「梶原選手は、あくまで通過点でしかない」

「チャンピオンにも言えることなんですけど、オマエらみたいに、つまんない試合をして勝って喜ぶような、俺はそんな選手じゃねえぞ」

「やっと俺が格闘技界を背負う時が来た、俺がベルト獲ったときからスタートだと思ってる」

「今のチャンピオンは、引っぱっていける器じゃねえし」

勝てば、チャンピオン挑戦権獲得である。
そして、この試合はセミファイナル。メインイベントの現在王者の山崎に向けてのメッセージだ。
目線・目標は、高ければ高いほどいいと思う。
若さゆえの怖いものなし!


対戦相手の狂拳・竹内裕二は、
以前も書いたが、感性の豊かな選手だ。
「生まれながらにしてクラッシュを体現する、泣く子も黙るマッド・フィスト!狂拳!竹内裕二!!」
という煽りも納得だ。
photo:02


まあ、ファイトスタイルは違うが、ボクシングでいうリカルド・マヨルガ的な存在だ。強烈すぎるスパイス!

そんなマッドでクレイジーな狂拳・竹内裕二に対しても、若干20歳の木村ミノルは

「このレベルの選手に負けたら後がない
敢えて俺が言うよ、甘くねえぞ、この世界は」


そう煽られ続けた竹内だったが記者会見では、木村ミノルの印象は?と聞かれて

…色が白かった。ハーフ。

(チャラい感じで)何も言うことねえなぁー。えー、楽しもう

鬱憤もためているんだろう。
このスカしつつの舐めた感じ!
これがいいんだ!
だから、クラッシュという舞台は、彩りがあざやかすぎないように映るんだろう。
photo:03


そうして、試合が始まる。
リング上で不敵に笑う二人。
セコンドの久保優太の存在感がなんとも言えない!!
photo:04


ちょっと時間が無いので、次回で!