ため息出てしまう | 同じ空の下から

同じ空の下から

野良さんのTNRとか子猫の保護とか里親探しとか、一応保護活動的なことやってるので、そんな日々の活動のことや保護猫のこと(たまに愚痴や心の叫び)。

野良猫がどんどん増えてしまうことを防ぐには繁殖制限をして生ませないようにするしかない。
そのことをきちんと理解していただくのは思った以上に簡単ではなく…
と言うか、そのための“費用”の問題が一番なんだけどね。


“餌やり”はするけど野良にお金をかけたくない


そんなとこばかり。



でも今回ご相談受けたお宅はきちんと理解されていて、費用はかかってもいいからと、何の問題もなくスムーズに…のはずだったんだけど…もやもや


お家の敷地内に居着いてしまったメス猫さんをお世話しているのだけど、どこから現れたのかオス猫が覆い被さってるのを見たと。

猫は交尾することによって排卵するのでほぼ100%の確率で妊娠してしまいます。
交尾しているのを見たと言うことは…そうゆうこと

未去勢のオス猫の行動範囲は半径500mとも1kmとも言われています。発情期になるとどこからともなくオス猫がやってくるなんてこともあるのだから、オス猫がいないからと安心してちゃダメ。

猫の妊娠期間は約二ヶ月、お腹が大きくなったってわかる頃にはすでに一ヶ月ほど経ってる。
だいたいお腹が大きくなってきてから困った困ったと言ってくる方が多いのだけど、今回は交尾しているのを見たから。
堕胎にしてもある程度育っちゃってからよりは早い方がいいのは間違いないけど、やっぱりお世話するならまず繁殖制限をしなきゃだよね。


で、手術日段取って…捕獲器で捕まえた方がいいって何度も言ったのに、自分で“たぶん”捕まえられるから大丈夫だと言うので、じゃあそれならと手術日当日に連れてきてもらうってことにしたのだけど、やっぱり心配で前日にも捕獲器持って行きましょうかって再度連絡し、それでも大丈夫だと言うから…

抱っこもキャリーに入れるのもすんなりできる子なら“本当に”大丈夫だろうけど、“たぶん”大丈夫って場合はだいたい失敗する。

触れるから大丈夫、抱っこできるから大丈夫、よほど慣れてる子か人の方がそうゆうことに慣れてる人じゃない限りほぼほぼ失敗してる。



案の定…

 手術当日朝、やっぱり無理でしたと連絡がきましてね、急いで捕獲器持って行きましたよ車DASH!



「こんな大変だとは思わなかった」と言われてもねぇ…だから初めにちゃんと説明したのに汗



どこ行ったかわからないって言うけど呼んだらニャーと返事した。
でも隠れたままなかなか出てこない。




いるのは確認できたし、猫の方もおかあさんがごはん持ってきてくれたって理解したんだから、あとは離れていて欲しいんだけど、どうしてすぐ寄って行くのかなぁ。


プライバシー保護のため加工だらけの写真だけどあせる



しばらく離れててって言ってるのに、5分ともたない。


すぐに捕まるだろうと思ったのに猫さんもなかなか出てきてくれなくてね、別の用事あるのをそっち遅らせて行ったので、もうあとは捕まったら連れてきてとお任せして私は自分の用事の方に行ったのですが…結局捕まらなかったと汗


というか、入るまで黙って見ていてくれればいいものを、入りそうなところでご主人が余計なことをしたようで…汗


これなら手術時間に間に合うギリギリまでには捕まるなと判断してお任せして離れたのになーもやもや


足を咬まれちゃったよ〜参った〜なんて呑気なこと言うご主人おじいちゃん
初めから言うこと聞いていればよかったと嘆く奥さんおばあちゃん


偉そうなこと言える立場じゃないけど、ただお手伝いをするだけのボランティアではあるけど、こっちは経験は積んでるからね。


はぁーぁ…泣くうさぎ




イベントバナー

 




どっちがいいか悩むー(どっちにしても手遅れだけど)