ぼちぼちと…

年末に、最年長の家猫さんが亡くなってしまったため、新年のご挨拶はご遠慮させていただきました。

看取りやお別れは何度も何度も経験しているけど、何て言うんだろう、慣れすぎてしまったのかな。お世話していた子や保護っ子ではなくウチの子なのに、なんだか“いつものこと”のように淡々と向き合うことしかできなかった。経験しすぎて感情が麻痺しちゃってる？こんなこと慣れる必要ないよね

簡単に受け入れてしまえるから、“その時”は寂しくはあるけど涙出るほどの悲しみが湧いてこなくて、でも日にちが経つにつれ、もっと気にしてあげればよかったとか、もっともっと大事にしてあげればよかったとか、あーしてればよかったこーしてればよかったって後悔の念とともに徐々に悲しみが湧いてきて…

最期の時は、仕事から帰るのを待っていてくれたかのように、抱っこしてあげられたし、その瞬間はそーっと静かに迎えることができた。

本当にそーっとそーっと静かな最期だった。
普通ならここで涙ボロボロなんだろうけど、先にも書いたように「はぁ…逝っちゃった」くらいの感情しかなくて、でも今こうやって書いているとその時が蘇り涙が溢れるんだよね。

“その時”に流れるはずだった涙が今になって溢れてきてるよ。

無駄だと分かっていても、一日でも長く命を繋ぐ選択をすべきだったかな。

簡単に受け入れすぎてしまってたこと、こうやって後になって気付くなんて…飼い主失格だね

もっとかまってあげればよかった。

もっともっと甘えさせてあげればよかった。

もっと早くに…

やっぱり悲しいよ。

ごめんねの気持ち拭えないよ。

後悔してると成仏できないっていうから、そんなふうに思っちゃいけないのにね。

今になって涙ボロボロだよ

静かに静かに消えるその瞬間までずっとナデナデしてあげれた。その温もり忘れないでいてくれるかな。

新年早々暗い話になってしまいすみません

12月はいろいろありすぎた。正確には11月半ば頃からかな。
亡くなってしまった子のことだけでなく、てんかん持ちのこつぶちゃんの発作がまた頻繁に起きてしまっていたり、抜歯してやっと痛みから解放されたももちゃんのお口の痛みが再発してしまったり、私のコロナ感染もあったし、その時風邪症状出ちゃった子もいたし。頭悩ます無責任な餌やり婆さんのところのTNRやら対応もあったしね。

ズンと落ちた気持ちを引きずりながらの年明け。

正月休み明け初日の診察日には動物病院行かなきゃならないこともあったし、12月中に行く予定だったウチの子ふたり分のワクチン接種もやっと行けたし…

ほんと正月どころではない

で、来年も続けてると思うので頑張るなんて書いておきながら、新年早々なんだか今まで一生懸命やってきたのはなんだったんだろなんて思うことや、ちょっとバカらしくなってしまうこともあって、落ちていた気持ちにさらに重しがかかりズンズンズンと…