何回聞いたことか…
ご高齢の方が餌やりをしているところは次々子猫が生まれる。
ただごはんをあげているだけだから、不妊手術なんてしない。しないって言うかそうゆう認識がない。
体調悪い子いたってなにもしない。だから育たず亡くなってしまったりどこかへ行ってしまったりとはあるけれど、未手術のオスメスがいればまたどんどん増える。
はじめの一匹二匹のうちに不妊手術さえしていれば…仮に一匹10,000として二匹でも20,000で済んでいたものを、十匹に増えていれば100,000にもなる。
増えてから、相談してくるから結局「払えない」で終わってしまう。
払えないから…とそのままズルズルいき、また増える。
払えないから…という人はいつまで経っても払えるようになるわけない。
払えないものは払えない、でもなんとかしてくれ、じゃあどうすればいいんだ?
タダでやってくれって言うのか。
タダでやってもらえると思っているのか。
もちろん捕獲は“無料”でやるけど、獣医さんに払う料金は無料にはならないんだよ。
話にならない。
ズルズルズルズルしてても不幸になるのは猫さんたち。立て替えてでもやるしかない。立て替えた分回収できる保証はないけど
今回の相談のご高齢者さん、ご自身も民間の支援団体のご支援に頼って生活しているらしく、ご近所さんたちにも、食べるものがない、お金を貸してほしいと言ってくるという。
そんな方にお世話されている猫さんたちだから、ごはんもらっているとは言え適量は食べれていないのだろう。みんな痩せている。
この記事の前にUPした記事の猫ちゃんは見るに見かねてそこから保護した猫ちゃん。
あんな状態でも医療にかけることをしない。
猫が好きだから、猫さんたちが可哀想だから、そんなんではないという。
『ただ猫がいる』からごはんをあげるだけで、事故にあったり怪我してもなにもしない、いなくなっても気にしない、とご自身でも言ってるし。
命を命と思っていない。
猫たちが可哀想である。
できることならばほかの子も保護しちゃいたいけど、本当にそこまで抱える力が私にはない。保護したから支援してくださいーって言う団体とは違う。自分のできる範囲でしか動けない一個人である。
なのに、数日後その餌やりババア高齢者から電話がきた。
「呼吸がおかしい子猫がいるんだけどお宅いっぱい?」
はぁ?
お宅いっぱい?って何っ!?
淡々と話す餌やりババア高齢者にカチンときてしまい、医療費だってただじゃないこと、先に保護した子にだってレントゲンやら注射やら薬やらお金がかかっていることを話し、病院連れて行ったら費用は誰出すんですか?その後は保護しろって事ですか?って言ったら、
「そうよね。ただ言ってみただけだからいいの。家入れて寝かせておきますから大丈夫です。」って。
はぁ?
頭にきながらも子猫の様子を聞いたけど、猫のことなんか気にしてないから分かるわけがない。適当なことばかり。
はぁ?
頭にきながらも子猫の様子を聞いたけど、猫のことなんか気にしてないから分かるわけがない。適当なことばかり。
関わればそのまま保護することにもなる。そんな力はない。本当にそこまで関われる力(お金)はない。
でも子猫どうすんだよっ!
寝かせおくから大丈夫、ありがとうございましたーじゃねーよ!
時計見たら午前の診察に間に合うか間に合わないかくらいの時間。急いで病院電話するも激混みで午前の診察はもう無理と。午後は仕事あるから無理だし翌日は休診日。
子猫ちゃんごめん、本当にごめん…
そこまで抱えられないんだよ、私だって…
後日やっぱり気になって電話したら、あっけらかんと「普通に戻って親猫について歩いてるから大丈夫」って。
後日やっぱり気になって電話したら、あっけらかんと「普通に戻って親猫について歩いてるから大丈夫」って。
餌やりババア 高齢者のいう“普通”が分からないが、先に保護した子のこともありこれ以上は引き受けられない。一匹保護したらほかの子も助けたくなるし、またそうせざるを得ない状況を作られそうだから。
力不足でごめんなさい。本当にごめんなさい。
とにかくこんな可哀想な子猫をこれ以上増やすわけにはいかない。
可哀想なのは猫さんたち。
久し振りに食べた凍天が美味かった〜
ぜひぜひ皆様食べてみて〜