『ザ・マジック』
ロンダ・バーン 著/KADOKAWA 刊
感謝ワーク実践についての補足記事です。
以下の項目について、まとめました。
■ 28日間の実習スタート前にやること
■ 実習の「3段階」について
■ もし、実習をサボったら?
■ 28日間の実習を終えた後のこと
↓ 28日間の実習一覧はコチラ
■ 28日間の実習をはじめる前に
著者のロンダ・バーンは
『ザ・マジック』の冒頭で
人生のなかで一番欲しいものを
明確にする必要がある
と綴り、
28日間の実習に入る前に
自分の「欲しいものリスト」を
作成することを薦めています。
あらゆる面で
自分はいったい 何を望んでいる のか
自分は どうなりたい のか
何をしたい のか、何が欲しい のか
些細なことも大きなことも
詳しく考えて、
以下のようなカテゴリーごとに
リスト にします。
身体と健康
キャリアと仕事
金銭
人間関係
個人的な願望
そして、これらを
なるべく詳細に書き出すように
指南しています。
たとえば、旅をしたいなら
どの国に行きたいのか
どれくらい長く滞在したいのか
何を見て、何をしたいのか
どこに宿泊して
どういう交通手段を使いたいのか。
仕事なら
どんなタイプの仕事をしたいか
仕事でどのように感じたいか
どんな会社に勤めたいか
望ましい職場の同僚や
希望する勤務時間や、場所や
望む給与額、などなど
仕事で 何を手に入れたいのか を
明確にして、詳しく書き出すのです。
その内容は
どれだけ特定されたものでもいいけれど
どのように実現するのかは
考えなくてよい そうです。
実現したときには
それをリストから消して、
新たな願望が出てきたときには
それをリストに書き加えます。
そのようにして、
リストを 一生、更新していきます。
これは
自分にとって 何が大切なのか を
改めて確認する作業になると思います。
大切なもの が明確になれば
人生はおのずと、その方向へむかって
進むようになるでしょう。
■ 実習の3段階について
28日間の実習には
大きく 3つの段階 があります。
▼ 実習 ① 〜 実習 ⑫
まず、最初の 12 の実習では
いま持っているものと
過去に受け取ったものに対して
感謝する。
▼ 実習 ⑬ 〜 実習 ㉒
次の 10 の実習では
願いや夢などすべてに対して
感謝の魔法を使う。
▼ 実習 ㉓ 〜実習 ㉘
そして、最後の 6つ の実習では
肉体の細胞すべてと意識(マインド)に
感謝を浸透させる。
なお、本文中には
28日間の実習を実践すると
脳の働きが変わり、
感謝が潜在意識に埋め込まれて
第二の天性になる
と、書かれていますが……
自分の経験上、
28日間の実習を完了しても
その後に何もしないでいると
感謝できるものに気づく感受性や
心が満ち足りた幸せな感覚が
徐々に抜けていきます 笑
それを避けるためにも
日々の感謝リストは
できる限り 継続・習慣化 したほうが
いいのかなと思います。
■ もし、実習をサボったら?
実習を一日サボると
それまで積み上げてきた勢いがなくなるので
1日実習を忘れたら
3日さかのぼって
再び実習をくり返す
というルール(?)が付記されています。
また、必ずしも
28日間の実習を順番どおりにやる必要はなく
自分にとって重要な問題や事柄
(たとえば、健康/人間関係/金銭など)
に関する実習を一つ選んで、
それを 3日連続、あるいは 1週間連続 で
実践してもよいそうです。
また、1週間に 1〜2個の実習 を
行なうだけでもよいのですが
その場合は、人生が好転するのに
すこし長く時間がかかるそうです。
個人的には
28日間の実習を、順番に沿って
実践していく方法がベストと思います。
■ 28日間の実習を終えたら
28日間の実習は、いわば「基礎固め」。
終了後は、その土台に
建物の階数を増やすように
感謝を続けていきます。
本の最後では、
感謝の基礎を維持するために
以下の方法が薦められています。
◎ 1週間に3日以上
「魔法を思い出す実習」をする
◎ 自分の好きな実習を 2つ 選んで
その実習と「魔法を思い出す実習」を
組み合わせる
(*「魔法を思い出す実習」= 実習㉘ )
まあ、28日間の終了後は
あまり難しく考えずに
自分の好きなようにアレンジして
実践すればオッケーだと思います。
きっと、重要なのは
感謝の習慣を続けて、根づかせること
* * *
健康、金銭、人間関係など
解決したい 特定の分野 に絞って
実習を続ける方法も薦められています。
分野別の実習まとめについても
また時間があるときに
別記事にしたいと思います。