今、ベトナムのダナンにいます。
日本が秋が深まる中、ダナンは最低気温が20度以上と高く、ホーチミンやハノイで問題となっている極度の大気汚染とは無縁です。
ましてや私のジョギングコースは海沿いなので、海からの風が排気ガスを追いやってくれて本当に最高の環境です。
この環境だからこそ、病的な呼吸器の悪化をすることなく毎日地道に脚を鍛えられたのだと思います。
こうやって考えると「転地療法」というのは、実際素晴らしいものではないかと思います。
もちろん、病気の度合いにもよりますが、おそらく私のような比較的経度のCOPD患者には効果が絶大です。
そこから、日本に帰る。
恐怖しかありません。
あの冷たい空気を吸った瞬間の胸を締め付けられる感覚。
脳の中心までその感覚が染み付いています。
しかし、プラスの材料もあります。
これは、社員旅行先のSAPAで朝ラン中に見た気象情報
気温12度
その中を全く問題なくジョギングすることができました。
しかも標高1600メートル
これは大きな自信になります。
ダメと決めつける気持ちから「行けるかもしれない」と思えるのは大きな違いです。
さらに観光で行った先はここ
ベトナム最高峰FANSIPAN山頂
標高は3143m
階段道ですが、ここまで登り切ることができました
相当に息は苦しかったですが。。。
でも、今回の社員旅行は私的にはいいトレーニングになり、自身を少しだけもてる場になりました。
しかし、安心も油断もできません。
明日の夜日本に帰り、一晩寝てどうなっているか。。。
当然悪化はあるでしょう。
それが最小限に抑えられることを祈って、今夜から日本へ向かいます。
日本でも走れますように。。。