死ぬときに後悔しない、たったひとつのコツ | 使命を生きる “やりたいこと”から“やるべきこと”へ

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使命を生きると決めた人のために
成長する自分、成長する起業の原理原則を発信しています!

天職を生きる人のための対話セラピスト おおのぎむつこです。

さて日曜日の今日は、少し自分のことを書こうかなと思いたちました。


以前、『天職を生きる人になる講座』の中で、こんな質問をされました。

ムツコサンが、会社を辞めたときのことを、教えてください。

会社を辞めようかどうしようか、悩んでいるわけじゃないんです。
でも、そのとき、どんなことを考えていたのか。
聞かせてもらえると、きっと自分の参考になると思うから。



自分で考えられる大人になる。

これが、『天職を生きる人になる講座』の目指すところ。
だから、こういう質問が出てきて、とっても嬉しかった!


こういう話を、ちゃんとしてくれる人がいないから、すごく参考になります。
何が、じゃないけど、聞いて良かった。
きっと、こういう話を必要としている人は、もっともっといると思います!


お話をしたあと、こんなふうにも言っていただいて、「これ、ブログに書こう!」と思いつつ。

そのままになっていました(>_<)

今日はそんな話をしてみようかな、と思います。
ご興味あれば、読んでみてください。


木


私は、まさか自分が会社を辞めるとは、思ってもいませんでした。

なにしろ、独りもので生活がかかっています。
定年まで、なんとか勤め上げる以外の道なんか、自分にはあり得ないと思っていました。

会社の定年は55歳。

たぶん、45歳くらいから、定年までの年数を意識するようになりました。
「55歳」という年齢が、「遠い未来」ではなく、「確実にやってくる将来」に、だんだんとなってきたのです。

だからこそ、あと数年(笑)。
石にかじりついても、なんとか定年まで会社に居続けようと思っていたのです。

ただ、世の中の変化、会社自体の変化もありました。
仕事は、さらにさらに大変になっていきました。

ボーナスの時期がやってくるたびに、このボーナスをもらったら辞めようか、と考えました。


49歳のとき、会社の体制が大きく変わりました。
それにともない、その先、3年くらいのスケジュールが、とんでもないものになることが見えてきました。

ありえない。どう考えても、ムリ!
やりたくない!
でも、生活がかかっているから、会社を辞めるわけにもいかない。

でもでも、残りの会社員生活のうち、半分以上は確実につらい日々...
ズタボロになって全てを乗り切っても、すぐに定年...

今すぐ辞めるのと、5年後に辞めるのと、どっちがトータルで幸せなんだろう。



そんな悩みがピークに達しかけていた、ちょうどそのとき。

東日本大震災が起こりました。

日本中が非常事態。
震災対応で、会社を辞めるどころの話ではなくなりました。

会社は、首都圏から西日本に機能を分散させることになり、その週のうちに3分の1くらいの人員が移動。

私は担当している仕事の性質上、東京残留組でした。
でも、課長も部長も移動。
上司は誰もいなくなりました。


今、会社を辞めるとか言ってる場合じゃない!
目の前の震災対応をなんとかしなければ!

最初の1か月くらいは、その心意気で、なんとか乗り切っていきました。

でも、この状況は短期ではなく、長期化する…

それが見えてきても、あいかわらず、社内は緊急事態の体制のまま。
あちこちの機能不全が、どうにもならなくなっていきました。


で、ある日。

「もう終わった」

そう思ったんですよ。突然。


表向きは、課会(電話会議)で課長にブチ切れた、ってことになってますが(爆)


確かに切れたけど(笑)、そのとき、自分の奥の奥で、

「終わった」

そういう声があったの。


ドキドキしましたよ~。

課長とケンカしながら、心の中では、

ホントにいいの?
もう決まりだよね、決まっちゃったよね。
でもいいの?ホントにいいの?

って、自分で自分に聞いてましたもん。

(その課会の席では、辞めるとはひとことも言っていません。
 全部、自分の心の中で起きていたこと。)


そりゃあ、怖かった。
ホントに、怖かった。

でも、もうどうしようもなかった。

だって、終わっちゃったんだもん。
しかも、それを、自分でハッキリわかっちゃった。


自分で知ってしまったら、もうどうにもなりません。


そのあと、どうやって食べていくか。
全くなんのプランもないまま!
50歳目前で!!
養ってくれる旦那もいないというのに!!!

会社を辞めました。


退職届を出してから知ったんですが、あと数カ月、50歳の誕生日をむかえるまでいたら、退職金は倍になっていたらしい...


でもね、それを知っても、全く後悔はしなかった。

ほんとに、後悔ゼロだったなぁ。
あっても、1%くらい?

その数か月を、自分は乗り切ることは出来なかったと思う。
もしも、それを知ったがゆえに、退職を先延ばしにしていたら、結局、辞めないままになっていたと思う。

いずれにせよ、今の私はいません。


会社員としてやれること、やるべきこと。
全部やりきった。

それは、しばらく前から、どこかでわかっていました。

これ以上ここにいても、私が学ぶことは無い。
ここで、何か、今まで以上の新しい経験することは、もう無いだろう。


やりきったから、終わりがおとずれました。

半ば、強制的に?(笑)


でも、やりきって辞めたから、未練はいっさい無いのです。

自分でもびっくりするくらい、辞めると決めてからは、会社のことはアタマに浮かばなくなりました。

辞めてから仕事のことを思い出すとか、仕事の夢を見るとか、全く無い。



なんの教訓も、ためになる話も無いけれど(笑)

私の生身の体験談です。


ひとつだけ、今、何かアドバイス的なことを言うとしたら。

絶対はありえない。


そして、

やってしまえば、なんとかなる!



あ、ふたつになっちゃった(^^ゞ

ついでに、もっと言っちゃうと、

人生、何が起きるかわからない。
起きるときには、イヤでも起きる。



そして、そういうときにね、

自分の魂の声、聞きのがしちゃいけない。


自分の魂の声は、絶対にわかる。

どんなに怖くても、それには従ったほうがいい。


それが、死ぬときに後悔しない、たったひとつのコツ。

私はそう思うな!




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