一昨日の12月18日、妻の付き添いで市民病院の診察に行った。先月以来、およそ1ヶ月振りになる。 間が空いたので、色々聞きたいことがたまっていて、先生にあれこれ尋ねてみた。

①先日の「医療費と薬」にも書いたとおり、妻はラジカットは受けているもののリルテック(リルゾール)は処方されていなかった。

理由は、特定医療費支給認定の申請中で、まだ認定されていないためだ。
当座の自己負担が増え、もし認定されなければ負担分が還付されない場合もあるからと先生が心配されたことによる。

有難いことに、ブログを読んでくださった幾人かの方から、コメントやメッセージをいただいて、背中を押されるように、やはり処方をとお願いした。

では処方しましょうということで、当面1ヶ月分の薬をいただくことができました。
(コメントとメッセージをくださった皆さんのお蔭です。本当にありがとうございます。)

先生は、高い薬で使う人が少ないから、取り寄せないと薬局にはないかもと言われていたが、自宅最寄りのドラッグストア・チェーン店に普通に置かれていた。やるなチェーン店と感心した。お蔭で、一昨日から早速、服用を開始することができました。

②12月3日に、紅葉を観に出掛け、翌日から足が痛いのですがどうでしょう?
→多少筋肉が弱っているかもしれないから、普段の生活と異なることをすると、痛みが出たり回復が遅かったりすることがあるかもしれない。ご主人は良かれと思って連れ出したのかもしれんけどね。
→そうですね、気をつけます。

③慶応大学のロピニロール治験の件が新聞に載りましたが、ああいうのはこれからどうでしょう?
→あぁIPS細胞のやつか、あまりネット記事調べ過ぎちゃだめだよ、逆に凹むからとスルー気味に言われた上で、

治験といえば、高容量のビタミンb投与の治験案内が来ていて、参加を考えたんだが、4週以内にラジカットしている人は対象から除外されていたので外していたんだ、と言われ、病院あてに届いた治験案内のハガキをチラリと見せて下さった。
これのことだったと思う。

一応、ビタミン剤も出してみるか?と言われたので、是非にとお願いした。

薬の名前は、メコバラミン錠500、0.5mg。
先生が、色々治療法を検討してくださってるんだなと感じて嬉しかった。

④喉に絡んだ痰を吐き出せなくて、ひどく噎せることがあるんですが、対処する方法は何かありますか?
→吸引とかになるけど、うーん、背中さするくらいだね。(これはやはり難しいようだ。)

⑤なかなか言い出せなかったのだが、病院に向かう車の中で、妻に、構音障害での障害者認定があるようなので、今日の診察で、ちょっと聞いてみようと思うと話した。

しかし、こちらが問いかけるまでもなく、先生が、診断書を書くから、市役所に障害者手帳の交付申請をしてみては、とおっしゃった。

喋りと、手とは、別々の申請になるということも言われていた。おそらく構音障害についての申請になると思うが、診断書がどのような形で書かれるかまだ分からない。

妻にはショックだろうし、僕も決して嬉しい話ではないが(ごめん嫁さん)、

 先生が何をどう進めていくか、あらかじめ考えて下さっていた様子で、心強く感じた。今後も、都度色々考えてくださるだろう。

ALSの方のブログを拝見していても、構音障害が先という方は少ないように思うが、どんな程度で認定されるのか、ちょっと想像がつかない。

ちなみに、自宅近くの病院では、毎日ラジカットを受けているが、失礼ながら処方だけをお願いしている形に近く、あれこれと尋ねたりはしていない。

地域医療の連携と言うのだそうだが、もちろん、どちらの病院にもとてもお世話になっていて、とても助かっています。