有権者の「変えて欲しい」という思いがそのまま
形になって表れた選挙だったのではないでしょうか。
決して民主党に「追い風が吹いている」のではなく、
自民党の「自滅だった」ような気もします。
民主党のマニフェストがしっかりと実現されていくのか
また自民党は新総裁の下、どのように立ち直っていくのか
注視していきたいと思います。
長野県5選挙区では、比例復活も含めて
自民党候補の当選者はゼロでした。
これは平成8年に小選挙区制に移行してから初めてのことです。
ここで注目したいのは
県内小選挙区の自民党候補の総得票数を合算すると
有効投票数の約35%となります。
全体の35%を占める有権者の思いが反映されなかった、
という見方もできる訳です。
小選挙区制を推進した民主党小沢代表代行の
長年の想いがようやく結実した、という選挙でしたが
小選挙区制は一方でこのような弊害も含んでいます。