1998年から始まった知的障がい者演劇活動は20年になりました。「あいのさとアクターズ」と命名されました。11月3日土曜日は活動母体の地域で記念公演。そして、念願の記念誌も完成しました。十分な内容とは言えませんが今の精一杯です。

拓北あいの里地区センターに仮設舞台を設営して記念作品は「オリジナルミュージカル冬のファンタジー」です。全編音楽で綴る本格的ミュージカル。全員で作った20分の作品は楽しく面白く会場の観客を沸かせましたよ。

冒頭の場面はこんな感じ。

ちょっと緊張しているのかな・・・。

 

忙しい日常の中でキラッと光る瞬間は貴重だ。

表現を楽しむメンバーは個性的になったよ。

 

 

アクターズの稽古は進む

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今日も(8月2日)佐々木勇真さんは代役志願。

彼の王様役はだんだん板に付いてきた。

今日も高木治夫さんが欠席だと分かると「木村さん王様役をやりたい。王冠が必要だね」と伝えてきた。

よし、分かった!

王冠を付けてもらった。

今回も堂々と王様役を演じた。

しかし、稽古場をうろうろするのは相変わらずで

「勇真君、王様は真ん中にどっしり構えていて!」とお願いするが・・・。

勇真君、のほんらい本来の役は死神。

手にしているのは小さなドクロ。

この役もお気に入りの様子だ。ありがとう。

 

トナカイさんは3人でお願いした。3頭立て。

真ん中の山田訓大さんは2人のお姉さんに囲まれて小声で歌ってくれた。

小林真紀子さん(左)は面倒見が良いのです。右は深谷淳子さん。創立メンバーの一人。

恥ずかしがり屋でいつもカーテンの陰に隠れていた彼女も今ではすっかり責任感が出てきた。

ありがとう。

しっかり歌も歌ってくれた

「♪きみは、だれだ、何をしている。げんきがないね、凍えているね♪」(指さしながら)

 

山崎彰久君は体格を生かして、大きな雪だるま役。

「・・・♪雪だるまだから…動けないのさー♪mite goこの体」

 

羽田晴美さんは目が不自由なので中々うまく参加できない。

しかし、皆の歌を完全に歌えるのです。

ですから、このようにサイドから歌声で参加してもらうことになっている。

ありがとう。

20周年に向けて稽古は進んでいるのです。

知的障がい者演劇に関わって本当に良かった!!

そんな体験はこの20年間に様々あるけれど、今回も勇真君にびっくりさせられた。

 

いつもニコニコ勇真君は稽古場に雑誌を数冊必ず持ち込む。

稽古中もニコニコしながら見ている。

積極的に参加する彼ではない。だから木村も強く指導はしないのだが・・・。

 

先週12日の稽古は王様役の春夫君が欠席。

「勇真君、王様役やってみる」と声を掛けたら、「うん、やってみる」と快諾。

「じゃあ、王様の椅子へどうぞ」と移動してもらった。

ミュージカル「冬のファンタジー」の曲が流れる。

勇真君が「王様のソロ」を歌いだした。

「ええ!勇真君覚えていたの!!」

 

♪こまった、こまった、こまったものだ、

 二人はいつも喧嘩だ

 喧嘩するほど仲がいいというけれどー♪

 

最初の王様ソロをよどみなく歌った!!

木村も他のスタッフもびっくり。

思わず拍手!!

じゃあ、王様ソロの2曲目は・・・と期待した。

 

♪いっしょに食べなさい、沢山あるんだかーら

 なかよくしないとねー♪

 

2曲目もきっちり決めた!!

 

すごいぞ勇真君!!

    写真は勇真君が代役の歌を歌い終えたところ。

    びっくりして、感動して、歌っている姿を取り損ねた!!

    前の二人は喧嘩する姉妹。王様はこの二人の喧嘩をハラハラしてみる。

 

でもスタッフみんなもこのシーンは絶対忘れないよ!

 

素晴らしかったよ勇真君!!

 

また、歌ってね。

 

桜の森の満開の下

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ご存知坂口安吾の小説。

「桜の花が咲くと人々は酒をぶら下げたり団子をたべて花の下を歩いて絶景だの春ランマンだのと浮かれて容器になりますが、これは嘘です」

とはじまる不思議な小説。

今回はこの物語にヒントを得て「モダンダンスと一人語りの作品」にします。

やっと使用する音楽が手に入り、これから構成を練り、準備稿をかきます。

上演は

来年!

ええ、気が早い!!

そうなのです。オリジナル作品を作るということはそれだけ準備と稽古の時間がいるのです。

 

一年後をお楽しみに。