2月4日の立春、スーパー歌舞伎ヤマトタケルの初日が開幕しました。初演の1986(昭和61)年から38年の時を経て、初演と同じ2月4日が初日。
クライマックスの宙乗りで白鳥となったヤマトタケルが『 あまかける こころ(天翔る心』と叫んで、天空へ飛び去って行くシーンに大喝采。
最近の歌舞伎の世界は生死にかかわる問題、継承にかかわる問題などスキャンダル的な報道が多かった中、團子さんの舞に先人猿翁の面影がダブって見えて涙する方々もいるのだとか。
大阪では6月8日〜23日に開催されます。
昨年、日本中を沸かせたWBC野球の決勝戦でダルビッシュ投手が使用していたグローブ(アシックス)に『白鳥』がデザインされてました。
ダルビッシュ投手の出身地は大阪府羽曳野市で、ヤマトタケル(日本武尊)が絶命し、白鳥になって天高く飛び立って行ったとされる河内の国(志紀)に白鳥陵古墳 があります。
ヤマトタケル(日本武尊)は父・景行天皇から過酷な試練を何度も与えられながら連戦連勝して任務を遂行し続けます。
しかし、結婚もして油断したのか?伊吹山の神に大切な剣を持たずに挑んだことから、故郷の大和への帰還中に伊勢の能褒野(のぼの=三重県鈴鹿市)で30才という若さで亡くなります。
⇨ その地には、日本武尊能褒野御陵。
琵琶湖の南端、瀬田唐橋の東側にヤマトタケル(日本武尊)を祀る近江国一の宮・建部大社があり、建部大社から車で北上すること小一時間、建部大社の元宮とされるのが建部神社。
観音正寺(西国観音札所)と阿賀神社(太郎坊宮)がある田園地帯、無数の白サギが目に入る鎮守の森の中にひっそりとあります。
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