炎天下、のこのこ社交ダンスの会場に行きました。テラ銭を
払おうとしましたら受付が“今日は無料です”と言うじゃな
いですか。儲かったと思いながら顔見知りの方に踊っていた
だきました。するとその方が”今日は防災訓練の一環として
ここが火災訓練の場所になるのよ、だからお金は取らないと
いうことらしいよ”と教えてくれました。案の定、会場が盛

り上がったところで”只今から防災訓練を行います。その前
に市の消防署の講師から話がございます”とアナウンスがあ
り”最近の災害は我々の想定外の風雨によって人命が亡くな
っています。どうか自分だけは大丈夫だとか、大したことは
ないと決めつけないで行政が発信する警報に従ってください
”と前口上があり”これからご覧いただく皆さんはそれぞれ
どう受けとられるか自分の心に聞いてください”と妙な口上

を言って動画が始まりました。画面は救援のために出動した
ヘリの救急隊員の目線でのカメラの映像でした。当初は3人
を救助するという計画だったようですが、その3人が一様に
向こうが先だと指を差しているんです。つまり自分たちより
も早く救助してあげてとゼスチャーでお願いしていたんです
で、ヘリは指を差された現場に急行しましたら高齢の女性が

金切り声をあげながら泣き叫んでいました。狭いベランダに
救助隊員が降下して、その女性を抱き留めました。女性もな
りふり構わずその隊員に抱きついて恐怖に陥った姿で獣のよ
うな声で泣き叫んでいました。救助した人をヘリに引き揚げ
るのが大変だと解説がありました。無事、女性はヘリに収容
されましたが過呼吸になってその恐怖感が画面から伝わって
場内は水を打ったように静かになりました。

 また華やかに雰囲気の中、社交ダンスがはじまりました
 しかし日々、命と向き合っている私はこの動画が終わり
 ましたら会場をあとにしました。    ぐっさんハイ

 

時限爆弾を抱えていると思い込んでいる私には再発するので
はという不安や恐怖に襲われてネクラになりがちです。そん
なときお世話になっている方々をはじめファミリーの励まし
がパワーになります。そんな中退院して5回目の検査を受け
ました。今回はCTスキャンの映像をみながら積み残したガ
ン細胞の大きさや動きを特定する検査結果もありました。

その結果がん細胞の場所は腹部の右上に位置し大きさは、1
.7cmから5cmに大きくはなっていましたが、退院して1ヶ
月目の診断でしたが担当医が深刻な顔をしながら”すぐホス
ピスケアの病院を探しましょう”と緊迫たことを口にしてい
ましたが今回の検査では”ぐっさんの頑張りと抗がん剤の効
果のせいで5カ月に伸びました。実のところ私は1、2ヶ月

で再発するのではと思いましたが、ぐっさんが入院中と同じ
ように自律されているのが分かりました”と珍しく褒めてい
ただきましたので図に乗った私は年齢制限のある治験(新薬
の投与)をお願いしましたが、まだ認定されていないことと
体力の限界を超えてしまい命の危険が伴うといつものように
冷静な答えが返ってきました。さらに”そろそろホスピスケ

アの病院を紹介しましょうかね”と言われた私は”そんなに
深刻ですか?”と問いましたら”いえ、まだ大丈夫でしょう
”と最近の流行語を口にされていました。医者も医療訴訟問
題から深刻な話しかしませんが私がお世話になっている先生
は特に厳しいことを口にされ、その先生から”1、2ヶ月保
てば、、”と診断されたことが今回5カ月を経過し更に悪態
を曝していこうと気合をいれて診察室を出てました。

 ねえ、先生、先生方はデータをみながら診断なさいます
 が人間には医学では解明できない不思議なパワーがある
 ってえことをお忘れなく。       ぐっさんハイ

 

毎朝スーパーまで散歩を延長するのが楽しみであり日課にな
りました。今日も覗きましたらレジにいました。”おはよう
”と言葉を掛け合い”爺さんの名前はぐっさん、あなたの名
前は?”と訊ねましたら”リンダといいますから”日本の名
前じゃなくてネパールの名前だよ”と言いましたら”リンボ
”と応えてくれました。飲み屋なんかでは源氏名(店での名

前)が多いものですから聞き直したんです。”リンボ”を聞
き違えただけのことでした。”何時から何時まで働くの?”
と訊ねましたら”午前0時から7時まで”と応えてくれた。
そこへ客が来たので精算機で自分でやろうとしたらうまくい
かず以来田しました。過日、爺さんが難癖をつけていた気持
ちがわかるような気がしました。するとリンボがレジを離れ

て助けに来てくれました。とっさに”ナマステー(インド語
)って何というの?”と聞きましたら対面のレジにいる女性
に向かってネパール語で話しかけていました。色白で小太り
の中国系の顔立ちの女性が”ありがとうって言う意味です”
と教えながら”ネパールでも使えます”と注釈しました。か
みさんがマレーシアにいるころ通っていた文化スクールで、

インドの先生にお世話になっていたときに聴いた言葉を思い
出して口にしたんですが、私のイメージではインドとの交流
が盛んですからインド系の顔形のひとが多いと思っていたん
ですが彼女の出現で列強国に侵略された弱小国の民が長い時
間を経て日本のように鎖国で閉ざされた国ではみられないミ
ックス文化を生み出していったんでしょうね。1日1語習い
ながら彼女たちとの交流を深めています。
 
 賞味期限のおっさんと思われたくないので高級食材も
 買い出した爺さん。男ってイイ齢してまだ見栄を張る
 んだから。   見栄に賞味期限なし ぐっさんハイ