昨年の同じころマレーシアの仲間が”一度帰って来い”とお世辞で言っ
てくれたのを真に受けてベトナム経由で帰ろうと旅行社に銭も払って、
イザ出発というときに「悪性リンパ腫」が発症して緊急入院するハメに
なり運よく生きながらえたことを伝えましたら”生きているうちに帰っ
てこい”というので今度はツアーでマレーシアの都市を回ってシンガポ
ールから帰還するというテスト旅行を試みました。今回はかみさんと幼
いころに日本人学校に通った娘が同行して”薬は飲んだ?、手を洗え”
”うがいしろ”ど24時間監視体制の下、薬害の後遺症に悩みながら駆け
足で見分してまいりました。例によってニヤっとするようなヘエッと思
ったことを出前したいと存じます。出発当日、団体旅行の受付でバッチ
を受け取りながら説明を受けて手荷物検査のゲートを通過して入管でパ
スポートを提示するだけで待合室にはいりました。かみさんと娘は早速
免税店でシンガポールで購入する物品のプライスチェックするため早々
に姿を消し、時間を持て余した例によって私はマネーチェンジャーで訪
問先の為替レートをチェックしました。
新聞 福岡空港 S空港
米ドル 107.69 108.93 1・375
Sドル 76・33 81・70
Mドル 25・0 30・76 0.325
日本円 1.347
*11月11日と15日現在
為替と聞いただけで頭痛がしますが、国と国とが取引をするときも個人
で旅をするときも、この為替レートで決済するるんですが、上記のレー
トで日本の通貨(円)の価値の目安を乱暴に論じますと米ドルに対して
は9掛け、Sドルには1.3掛け、Mドルにいたっては3倍から4倍近
くの価値があるということになります。通貨安のマレーシアに週末はシ
ンガポールからショッピングで国境の街の、ジョホーバルはウハウハだ
とガイドが教えてくれました。さあマレーシアでご案内いたしましょう。
まさか、こうして東南アジアへ帰れるなんて思いもしなかった
テスト飛行のはじまりはじまり。 ぐっさんハイ
本職はそれぞれ違った職業を持ちながら7、80年代の松田聖子や中森
明菜、河合奈保子などの昭和アイドルにハマったおっさんたちの楽団を
1年ぶりに観に行きました。本来なら聴きに行ったということになろうかと
思いますがMCから演奏(ピアノ)つくった資料の解説まで、まるで中小企
業のおっさんて感じです。とくにアイドルを語るときのバンドマスターは,
至福の表情で、解説が長くなって、ややもすると演奏が遅れがちになって
しまいます。ギャラリーも、その愛好者が多いのかマスターの解説にイチ
イチ頷いて懐かしむという独特の雰囲気を醸し出します。隣の席で私より
はるかに年配の御仁が難しい顔をしながら頷いて聞き入っていました。
そうして演奏がはじまると体を揺すりながらバンドマスターみたいになって
無我の境地にはいっていました。マスターの蘊蓄のあと、やっと”では、ヴ
ォーカルを紹介します、なぎさちゃ~ん、のん子ちゃ~ん”と連呼しましたら
当時のアイドルのファッションやヘアスタイルを真似た歌い手が5人も登場
1年前は2名でしたが家内企業が中小企業に成長していました。そのひとり
の女の子がスイスからアルプスのハイジーのような恰好をした姿で登場し
てやんやの喝采を浴びていました。お父さんの勤めの関係でスイスに行っ
て逆留学で来日していると自己紹介していました。バンドマスターは自分
の娘たちを自慢するように目を細めながら”私たちのバンドの評判を聞いて
ぜひ出演させてほしいという親子が多い”と自慢していました。毎回、専門
家がのけぞるような秘話を織り交ぜながら、つっかかりとっかかりしながら
ギャラリーを心配させながらのトークは笑いを誘います。つぎつぎにアイド
ルの恰好をした歌い手が現れ会場がピークに達したところで”ここで恒例の
お客さまの飛び入りタイムにまいりましょう”と切り出しましたら予め打ち合わ
せしてあったのか50代の元気印のおっさんが舞台に表れて松田聖子の青
い珊瑚礁を熱唱、自己流のアクションで場内を沸かせ1曲で退場。まあ、お
代はわずか一千両ですから経費をケチりながら7、80年代のアイドルソング
が好きでたまらないバンドマスターを中心に今流行りの「絆」とやらが一杯詰
まった楽しい中小企業楽団の集いではありました。
楽しいことに出会ったひとはみなさん至福の表情をしています
至福のときは若返りの妙薬 ぐっさんハイ
日ハムの大谷投手はわずか5年目で2億7千万円というギャラを手にしま
した。あれだけ投手と打者の「二刀流」を批判していたプロ野球の重鎮
たちが、ぐうの音も出ないほどの超人的活躍をした結果です。敢えて、
ぐうの音を吐いた野村御大の話は”彼は我々と次元が違う逸材だ”とシ
ャッポを脱いでいました。それにしても数年前まではキリンみたいに、
スマートでやたら手足が長いという印象だったのが逞しさが増し、打球
も見違えるほど鋭く速くなりましたねえ。名門ヤンキースをはじめ大リ
ーグで2桁の勝ち星を5年も挙げた黒田投手をして”アスリートとして
次元が違う。自分の中でもショックで、なかなか出会うことはない”と
語っていました。本人は”ほぼ全球種、打席で見られた。間合いだった
りボールの軌道だったり勉強になりました”。2人だけの空間で繰り広
げられた駆け引きを清々しい表情で振り返っていました。さらに高校時
代から大リーグを目標に据える大谷にはドジャース、ヤンキースで5年
連続2桁勝利を挙げた黒田は憧れだった。投球術の細部が記された黒田
の著書、「クオリティピッチング」は愛読書の一つ。日本ハムの栗山監
督は第3戦でのベテランの投球に”何かメッセージを送ってくれたと思
う”と感じ取ったと口添えしていましたが武蔵VS小次郎ではありません
が私のような凡人では感じえない何かをお互いに感じ取った空間ではあ
りました。さて、うるさい外野席では来シーズンは倍増の4億円だとか
大リーグに行って田中投手よりも高い値がつくとか、勝手なことを拡散
していましたが。老兵としては、大リーグでどんな結果を残し通用する
かみてみたいですな。それに大リーグでトップになる野望を秘めながら、
43歳にしてなお現役にこだわるイチロー選手との対決もみてみたいじ
ゃありませんか。昨今、二重国籍問題などミックスの子がなにかと話題
になっていますが、大谷青年は純国産なんでしょ。別にミックスだから
どうだという話ではありませんが単純に日本人選手としてどんな結果を
残してくれるか興味深いじゃありませんか。どうか男気・黒田の後継者
として、このまま純粋培養されて”日本人ここにあり!”という心意気
を天下に示して欲しいものですな。
来シーズンは翔平クンの希望次第で大リーグにチャレンジ
するかも 口ばっかが、のさばるいま、堂々と言行一致で
夢を掴みとる翔平クンに 乾杯! ぐっさんハイ