ホテルまでは1時間半、夜間ですし夜景ではどこをどう走っているのか
皆目見当がつきません。段々都心に近付いてきて首都クアラルンプール
のシンボルタワーである「ツインタワー」が見えてきました。車中で、
ガイドが”ホテルに着いたら食事はありません、よかったら一人3千円
で美味しい中華料理と繁華街を案内します、ホテルでも食事はあるが高
いよビールだって23Mドル(690円)も取られるよ”と心細い気持
ちに付け込んで売り込みます。結局、我々3人を除いた全員がOPに、

申し込んでいました。我々はホテルの外でメシを食おうとしましたが雨
が降っており仕方なくホテルのメシ屋でビュッフェスタイルの店に飛び
込みました。運のいいことに宿泊客は25%ディスカウントということ
で3人6000円弱で済ませることができました。アッそれに乾杯用の
ビールのツケは忘れたのかサービスなのか知りませんがご馳走になりま
した。娘がビールが飲みたいと近くのコンビニで調達してきましたら、
なんと8・5Mドル
(220円)でした。翌朝バスの中で昨夜のメシの

話になって好奇心の強い方が娘に”どんな料理をいくらぐらいで食べた
?”と聞いてありましたが、娘は”3人で5000円ちょっとでビール
もいただきました”と応えましたら聞き耳を立てていたひとたちから歓
声?があがって翌日のOPに応募するひとが居なくなってガイドから睨
まれることになってしまいました。ホテルでは日本語の放送が見られる
ようになっていますね。あるホテルでは電話すると日本語の新聞もサー
ビスしてくれるようになりましたね。代金をケチって親子3人での宿泊で

した。私は疲れていたのと家でも8時過ぎには床にはいるものですから、
さっさとベッドにはいりました。医者から風邪を引くなといわれ口をテー
プで貼っていましたから、いびきとは無縁で娘から苦情もなく、実は無呼
吸症候群の疑いがあって1泊の検査をしてからの習慣を実行したおかげで
風邪とは無縁の状態が続いています。最初は苦しくて寝ているときに剥い
でいたのですが執念強く貼り続けましたら最近は鼻の通りもよくなりまし
た。変人らしいところをお目にかけましたが、娘から叱られてしまうよう
な事件が起こりました。

 片言の英語はサービスを受け、急場をしのぎます。 ぐっさんハイ

シンガポール空港では乗り換えのための寄港ですから、入出国の面倒な
作業はありません。私はまず乗り換え先のゲートを確認することにいた
しました。姑たちは寸暇を惜しむようにショッピングに向かいました。
そのあと私もひさしぶりに空港内を散策することにしました。以前マレ
ーシアに乗り換えるとき機内で焼きそばなどを持ち込んだことがありま
したので、その店があるか最初に確認しましたら健在でした。免税店を
覗きましたらタバコは1カートン33Sドルでした。旅先での習性で、

トイレを済ませて出発ゲートに向かいました。世界トップの国際空港と
いわれるだけに色とりどりの民族衣装を着飾ったひとや肌が透けるよう
な青い目のひと、墨を塗ったような真っ黒いひとなど見飽きない光景を
眺めていましたらアッという間に時間が来て出発ゲートに行きましたら
搭乗時間になりました。相棒たちの姿が見えません。お登りさんになり
きった私はオロオロしながら入り口を凝視していましたら悠々とショッ
ピングを満喫したのか雑談をしながら現れました。マレーシアまでは、

ローカル線扱いなのかIT機具はなく乗務員も日本人スタップはいません
ので英語とマレー語の機内放送になってしまいました。わずか1時間足ら
ずでマレーシアの国際空港に到着。幸いなことに空港内は昔のままでし
たからスムーズに入管に急ぎました。マレーシアの入管も日本と同じよ
うに出入カードは不要と聞かされていましたので楽勝かと思いきや息が
詰まるほどのひとが入国のため行列をつくっていました。なにか国を挙
げてのイベントだろうと思いましたがこんな混雑ぶりははじめてでした

2時間近く掛かって荷物を取りに行ったときはレーンが停まって数個の
荷物が取り残されていました。ツアーのバッチをみた税関の職員は手を
振りながら行けと合図をしました。出口には、殴り書きした文字でHツ
アー一行様とローマ字で表示してありましたので、そこへ行きましたら
総勢18名が今回のメンバーでした。夫々が挨拶をかわしていましたら
目の玉がギョロッとした痩せぎすの男性が”ワタシ ウイ トイイマス 
コレカラ シンガポールマデ アンナイシマス”と手短かに挨拶をして
おしっこタイムのあとバスに乗り込みました。


   ムッとした蒸し暑いマレーシアの空気に触れて”生きて
   帰って来れた”という感激が五感を駆け、お登りさんが
   急に出稼ぎ人なりました。       ぐっさんハイ

液体の持ち込みは相変わらず手荷物検査で取り上げられてしまいます。
出入国カードが不要になったのはよかったと思いました。待合室にはい
ったとたん監視人のふたりは早々に免税店での相場のチェックのため早
々に姿を消しました。私は例によって両替屋で各国の為替レートをチェ
ック。アメリカのトランプ氏の当選で円安がすすんでいました。暇を持
て余した私も免税店を散策しましたら
450円で市販されているタバコ
が300円でした。帰還してからの新聞で海外から帰国時は免税で購入

できるという記事が載っていましたがグッドアイディアだと思いました
グッドアイディアといえば、向こうで仲間と九州の焼酎で乾杯しようと
買い込んだ銘柄が市販で1580円だったものが1300円で販売され
ていました。新天町で調達した菓子の銘柄はありませんでしたが、免税
店で調達すれば安くて航空会社の顔色を窺いながら重量オーバーを気に
しないでよかったのにと思いました。待合室には旅慣れたような年配諸
氏が出発を待っています。定刻になってチケットとパスポートを搭乗口

で提示ししばらく行きますとシンガポール航空の乗務員が営業笑いをしな
がら等身大のポスターの横で”搭乗記念に1枚如何ですか”と呼び止められ
記念撮影をして乗り込みました。機内では体にフィットする腰巻きスタイ
ルのユニフォーム姿の乗務員が”ラッシャイマセ”とスマイルを浮かべな
がら迎えてくれました。南国へ行くのですからコートの下はアロハシャツ
でいいと言い張ったのですが姑と小姑が機内や空港ではギンギンに冷えて
いるから防寒用のシャツを着ろと言われましたが、相変わらず過剰冷房は

健在で、ここだけの話、姑たちの意見を聞いてよかったと思いました。
機内にはIT機具が満載で最新の映画から音楽やゲームなど退屈しないよ
うなエンタメが目移りするほどありました。フライトしてまもなく飲み物
のサービスとなりセコイ私は普段口にしないワインをオーダーしてがぶ飲
みしまして、いっぺんに酔いが回って姑たちの白い眼の洗礼を受けてしま
いました。時代劇の映画を眺めているうちに”アテンション プリーズ”
のアナウンスでシンガポール空港に滑り込んだのが6時間後でした。日本
とは1時間の時差でしたが違和感はありませんでした。

   さあ旅のはじまり!相変わらずギンギンに冷えている空港に
   大昔の思いに馳せた            ぐっさんハイ