「壊血病」で検索すると。
かいけつ病患者の写真を見ると、身近に摂取できるビタミンCの不足で、そんなにも悪化するのかと驚く。
大航海時代の船乗りは、そんな原因で、そこから回復できない。
ビタミンCの不足という、ささいな原因で、元の生活環境に、もどれない。
自閉症児にも、そうなってしまう、なんらかの原因があるはず。
自閉症の中に理数系で才能を発揮する人がいるらしい。
自閉症児が理数系で才能を発揮すると思うと不思議だけど、元々才能の豊かな子が病気になってしまったと考えれば良いのかも知れない。
いくら優れた才能の持ち主でも、病気になって、なにがしかの問題を抱えていることは有り得る。
もともと優れた才能の持ち主が、自閉症になってしまった。
自閉症で、優れた学者を失ってしまった。
医学が進歩すれば、そのことに気付いて、たとえ成績は悪くても、ちゃんと可能性を見出すことができるようになるのかも知れない。
ベートーヴェンのように、才能に恵まれた人物が病気になってしまった。
たしかにベートーヴェンは、もともと優れた才能に恵まれた音楽家だけど。
「それにしても、どうして耳が聞こえなくなってから、あの有名な曲が作曲できたんだろう?」
ベートーヴェンは深刻な病気になってしまった。
そんな挫折からも空想力は生れるという因果関係はあるのかも知れない。
豊かな才能に恵まれた子が自閉症になってしまった。
挫折したポジションから見えている風景は、名誉欲に囚われている心理では見えない風景が見えているのかも知れない。
人間の聴力は会話以外の音を排除することで会話に集中できるらしい。
無駄な音を聞こえなくする方向で機能しているらしい。
人一倍プライドの高いベートーヴェンは聴力を失って、出世欲も名誉欲も失って、美意識だけが残っているのかも知れない。
耳が聞こえなくなってから有名な曲を作曲したと考えると不思議だけど。
そうではなく!
ベートーヴェンは、もともと優れた才能の持ち主だったと考えると不思議ではないし、耳が聞こえなくなって、もう空想するしかなく、空想力は覚醒したのかも知れない。
なによりも!
無欲で達観して、純粋な美意識だけが残っていたのかも知れない。
聴力を失ったことと、彼の作曲した曲には因果関係はあるのかも知れない。
人の聴力は会話には必要ない、無駄な音を排除して、小津安二郎の『東京物語』のように、常に想像を付け足して、人の話を理解している。
スピルバークの映画は[プランA]のままだけど。
人には知能があって、コンピューターのように、人は、そのまま聞いているのではなく・・・。
むしろ!
話を膨らましながら聞いている。
常に[ひらめき]や気付きを伴っている。
日本語の生成AIは、小津安二郎の『東京物語』のように空想を誘う表現かも知れない。
連想ゲームを仕掛ければ良い。
イノベーションは[プランB]に変化している。
日本で進化する生成AIは[プランB]に変化していく、そんな生成AIかも知れない。
日本の教育は[正確さ]や[正解]を言い過ぎてイノベーション能力が育たなくなってしまった。
人の才能には、コンピューターにはない[負の思考力]があって、医学が進歩すると生成AIにヒントを与えて、意外な展開をするのかも知れない。
人の脳は、コンピューターとは違って、空想を付け足しながら会話をしている。