田淵幸一は「インサイドアウト」だと言う。彼は漠然としたイメージまでは思い付いても、どうすれば、それができるのか、その方法までは思い浮かばない。
もしも!
それを日本語で「内から外」とジェスチャーを交えて語れば「そうか!」と気付いたのかも知れない。
というように!
知り得る知識は繋がっていく。
言葉を、違う言葉に変えてみるだけでも気付きを得ることはできる。
「インサイドアウト」を動作として分類すれば良いのかも知れない。
思考方法は、人もAIも同じやり方で良いのなら。
それなら[チャットGPT]の出番かも知れない。
思考方法が確立していくと、情報量と、その処理能力は、AIの方が優れているので、アッと言う間に、AIは人を凌駕していく。
というか⁉
[チャットGPT]が評価されても意味がないので、優秀な助手でいてくれれば良い。
そんな風に限定的で良いのなら、もっと早く実現できるのかも知れない。
教え合う美徳があるのは日本だけで。
教室では、グループ学習で効果をあげている。
そんな時、タブレットのように知識だけでは不十分で、具体的な思考方法を伴って、豊富な知識から必要なものを引き出し、知識は繋がっていく。
田淵幸一から直接の話を聞いて、いまいち意味が理解できないものは、とりあえず、言葉を検索してみれば良い。
類語で検索すれば、言語学者並みの豊富な単語の中から「これだな」という単語は見つかるはず。
例文から考える方向性も見えてくる。
[チャットGPT]が進化すれば、同時に、人の思考方法も理解されて、AIは加速度的に進化していくはず。
人にできるのならAIにもできるはず。
しかも自分が評価を得たい訳で[チャットGPT]が評価されても意味がなく、[チャットGPT]には名誉欲もなければ金銭欲もないので便利な存在で、優秀な助手でいてくれれば、その方が良い。
それで良いのなら、いよいよ実現性はあるのかも知れない。
多くの人は「どうせAIには感情もなければ知能もない。」と高を括っているけど、人の思考方法が理解されていくと、AIは、アッという間に人を超えていくはず。
それは情報の記憶量でも、思考スピードでも人を超えていく。
少なくとも人の思考力は超えていくのかも知れない。