日本では教科書に疑問を持つことを認めない。
まるで教科書を聖書のように教えているので、教科書を書き換える学者が育たない。
いきなり専門用語を「暗記しなさい。」と言われても、日常生活には必要ないし、興味が持てないのは当然かも知れない。
もしも!
その教科書に日本人の学者が載っていれば、教え方は違うのかも知れない。
思考は疑問(?)や空想から始まっている。
そして!
学者の意見は、仮説で、そんな疑問や仮説を、生徒に「暗記しなさい。」とは求めないはず。
そんな疑問(?)も、学者にとっては自慢話で。
むしろ!
疑問(?)から話始めるのかも知れない。
何度も何度も推敲を重ねると、ありふれた言葉でも余韻を残している。
「尾を引く」で検索すると。
① 光や炎が後方にすうっと流れていく。 ② 物事が過ぎ去ってもその名残があとまで続く。 後に影響を及ぼす。
余韻があって、そこからの連想が働いて、知り得る知識と繋がっていく。
そんな空想は「竹取物語」のように科学ではなく、異次元の時間を過ごしている。
「竹取物語」の竹はDNAにも似ていて、短期間で月に帰る話は、人の誕生にも通じて「竹取物語はサイエンスフィクションだ!」という記事を読んだことがあるけど、学者の自慢話は、ほとんど空想かも知れない。
イノベーションは、常識の方が書き換えられている。
たしかに!
常識は皆が「正しい。」と思う考え方で、そして非常識は皆が「間違っている。」という考え方だけど。
学者は本来リアリストで常識人なのに。なぜか!
架空の世界で空想している。
「何が、あったんだろう?」
そんな学者の心理を理解するためには、学者の周辺にある知識が重要になってくる。
疑問(?)や空想はAIにはできない。
そして!
欠点や、どうでも良い知識に価値を見い出すこともAIにはできない。
もしかして!
そんな欠点に注目する生徒は、自分も周囲から否定的な目で見られた子で、
模範解答にピントを合わすことが苦手な子で、その子は、他人の欠点を理解しようとしているのではなく自己弁護をしている。
言い訳をしてる。
言い訳が必要な子なのかも知れない。
だから!
AIには、できない。
というか!
模範解答の速答は、すぐにAIにも、できるようになるのかも知れない。
たしかに!
日本人の優れた点は現状維持能力で。
日本人には常識人が多く、群集心理には秩序があって、ルールを守る日本人は“中所得国の罠”に当てはまることもなく、高度の管理社会は機能して、戦後、いち早く先進国入りを果たしている。
電車もバスも時刻通りに来るし、そんな現状維持能力は日本人の誇れる長所かも知れない。
アメリカでは、すぐに暴動が起きて、商店が略奪されて、地元の経済も破壊されている。
秩序のある管理社会は機能せず、ものづくりで弱点を見せてしまう。
アメリカ人には現状維持は最悪で、そんな環境から逃げ出したい。
そんな心理からイノベーションは生まれてくるのかも知れない。
イノベーションに必要な創造的破壊は欠点・欠陥からも生まれてくる。
しかし!
壊れたAIからは何も生まれてこない。だから!
AIにはイノベーション能力がないのかも知れない。