螺旋 | 仕事道を極める

仕事道を極める

多くの人が、多くの時間を費やすのが仕事。単なる作業ではなく、極めたい道として仕事をとらえていきたい。

忙しい状況や緊張感を持たざるを得ない仕事の最中。

 

結構、感情が先走りがちで冷静でいようと思っていても、冷静ではなくなる場面がよくある。

 

そんなときこそ、日常から離れ、静寂の中に身をおく。

 

すると、自分の間違い、本来的な人としてのあり様といった点が、次々に思い浮かぶ。

 

そのまま自分の立場や正しさを貫こうとしていたら、気づけなかった点が多々でてくる。

 

それは、往々にして非日常の静寂の中で気づかされる。

 

それは、自分にとっては読書であったり、お茶の稽古であったり、家族や友人との交流であったりもする。

 

最近、あまり笑っていなかったこと、当たり前を当たり前としてのみ受け取っていたこと、自分の立場、考えだけに囚われていたこと。

 

心がほぐれていくことによって本来の自己の願望に気づいていく。

 

願望というと、とても世俗的なことに受け取られがちだが、そうしたエゴイスティックなものではない。

 

本来は慈悲に密接に結びついている。

 

静寂の中で落ち着き、わかってくることがある。

 

人としてどうなのか?

 

そんな問いかけを静寂の中で受け取っているような気がする。

 

日常と非日常という螺旋階段を一歩一歩。