人を嫌悪し、嫉妬し、恨み、悪口を言う。
これは、人間であれば誰しも持つ感情。
人間は、神仏ではないのだから仕方がない。
一方、こうも考えられる。
心があるべき所にないと、そうした感情が表れやすくなり、ブレる。
昨日は、お茶の稽古。
お茶の稽古後につくづく思うことがある。
それは、心があるべきところにおさまっているという感覚。
先に挙げた感情、感覚が自ずから溶けてしまっていることに気づかされる。
心を静めることで己の愚かしさがわかる。
心を静めることで日常や仕事での立ち居振る舞い、態度がズレていたことに気づかされる。
仕事に追われる中で心まで追われてしまっていた。
心が落ち着くべきところに収まることで日常にも仕事にもより一層活力、意欲が湧いていく。
静中の動。
動中の静。
心の中心軸を取り戻す機会は、つくづく大切だと感じた。