お金は流れとよく感じる。
ところが、この流れが見えなくなると欲に搦めとられるようにも思う。
いつも支払いを滞らせる人がいる。
なぜか?
キャッシュフローが良くないからというのが、理由の一つ。
では、なぜキャッシュフローが良くないのか?といえば、売上も利益計上もよろしくないからという結論で終わりにしてしまうことが多い。
でも、本当は、支払いを渋っていたり、どこか嫌々ながら支払いをしていたりすることも大きな理由の一つだと僕は考えている。
気分良くお金を支払わないと、流れがうまくできない。
これは、自分自身やお客さんの様子を見ていても実感する。
呼吸も、いきなり吸うのではなく、まず吐ききることから始まるようにしなければ、うまく循環しない。
生命の誕生のオギャアと一緒で、これがなければ始まらない。
それと同じではないか?と思う。
貰う時は気分が良く、支払いの時は気分が凹む。
普通はそうなのだが、逆にしたほうが良いように思う。
なぜなら、無償で何かを得るとは、何かの代償を必ず支払わなければならない法則が厳然としてあるからだ。
だから、先義後利という仕事のあり方が最もバランスが良い。
気分良くお支払いいただけるように一生懸命仕事をすることが、まず先。
そんなことを考えていると、払うとは祓うにつながるということをどなたかがおっしゃっていた。
祓うことによって良い流れが出来てくる。
ところで、儲け話というと、得する話?と思われる方が多いように思う。
しかし、本当は、いかに自分が信用に足る人間か?試される話ととらえたほうがいい。
払うを祓うと捉えていくだけで、その信用も上がっていくはず。