行政書士は、どのような仕事をしているのか?
一般的には、事業に必要な許認可を取得したり、相続等民亊関係の手続きに従事する仕事とされている。
しかし、これはあくまで一般論。
許認可を取得しますだけでは、教科書的には〇かもしれないが、全然PRにならない。
最近、自分がかなり意識しているのは、「許認可手続き」ではなく、「パッケージ」。
経営者が常に意識しているのは、売上、利益、キャッシュフロー(資金繰り)。
行政手続きをフル活用することで、これらを上昇させることができたら非常に有難いと思うはず。
単なる手続き屋では、価格競争に巻き込まれてしまうだけ。
単なる手続きで終わらせず、会社の外部参謀という位置づけを確立できれば、非常に有難がられる。
許認可という行政手続きをもっと広い視野、視点で見たとき、顧客にとってなくてはならない存在になりうるヒントが見つかる。
お客さんは許認可の取得を行政書士に依頼しているわけではない点に気づけば、発想がもっと広がる。
視野が狭ければ、手数料の価格交渉になってしまう。
視野を広げていければ、是非お願いしたい!と思われる存在になれる。
仕事は楽をするほど、発想が貧困になる。
逆に脳も心もフル活用させていけば、仕事が愉しくなっていく。
安易な道に走らないところに仕事の面白みが隠されている。
本屋は本を売っているわけではなく、喫茶店はコーヒーを売っているわけでもない。
同様に行政書士は、行政手続きを売っているわけではない。
どの仕事でも同じこと。