本然の情 | 行政書士お~ちゃんの心学日記

行政書士お~ちゃんの心学日記

心を磨けば、食うに困らず

自分の仕事柄、守秘義務なるものが課せられている。

 

人様が知られたくないような事柄を業務上、自分が知る必要があるからだ。

 

では、守秘義務とは、そもそも何か?

 

法律に定められ、違反すると罰則が科せられる決まり、義務。

 

しかし、これは単なる理屈。

 

本来は、義務があろうがなかろうが、人様が知られたくないことは、自分の胸にそっとしまっておく心。

 

つまり、人情が先にこなければ、こんな義務に意味はない。

 

かの天才数学者岡潔は言う。

 

「知も意も情が根底になければ、意味をなさない。」