チーム予算の上限問題に揺れた今週のＦ１。
予算上限を設ければ、来季よりＦ１から撤退と
フェラーリをはじめ、各ワークスチームがそろって表明したことで
何とか歩み寄りが見られそうな気配が見えてきた中で
伝統のモナコＧＰは始まりました。
狭い市街地サーキットにおいて、マシン性能よりも
ドライバーの真の能力が問われるといわれるモナコ。
やはりＰＰはブラウンＧＰのバトンでした。
本戦でも、１週目から早くもワンツー体制を築き
バトンはどんどん後続を引き離す。
終わってみれば、やはり強いブラウンＧＰのワンツーフィニッシュ。
そんな中、低迷していたフェラーリが３,４位に入ったのは
今後の展開に希望が見えたか。
しかし、中嶋一貴は今回も残り数週でリタイア。
今回も結果を残せず、来季のシートにいよいよ黄色信号が。
マクラーレンもいまだ再起の光が見えず。
今期のコンストラクターズはブラウンＧＰでほぼ決まりの感があります。
独走だけはおもしろくない。
各チームの奮起を期待します。