日本の4つの端を歩いてつなぐ旅 -ON THE ROAD EDGES-  -3ページ目

日本の4つの端を歩いてつなぐ旅 -ON THE ROAD EDGES- 

2024年で15年目。31回の旅で本土最南端の鹿児島県佐多岬から最西端の神崎鼻を経て関門海峡を渡り安芸の宮島、天橋立、石見銀山や木曽路、松島を歩き、本州最後の県青森の八戸駅まで歩きました。

春が来ました!都幾川の河川敷が黄色に染まっています。

 

 

先週の土曜日は最高気温30℃にせまろうという暑い一日。私は汗をかきながら高坂駅から鴻巣駅まで歩きました。

 

 

まず訪れたのは「吉見百穴」です。岩盤一面に横穴が並び、古墳時代のお墓とのこと。一つ一つの穴が目と口に見え、「ムンクの叫び」よろしく気味の悪い眺めです。

 

 

安楽寺で御朱印をいただき八丁湖公園で缶ビールを抜いて一休み。その後の荒川では、若い緑の景色が広がります。

 

 

小田原付近からの北上はこのあたりでいったん終了。ここからは南下して横浜の弘明寺を目指すことになります。そのあと再び北上し高崎へ。歩きごたえのある坂東三十三観音霊場巡りです。

 

第11番 岩殿山 安楽寺

 

 

先週の土曜日は埼玉県東松山市の正法寺を訪れました。

 

 

長く歩いてきた八高線とも今日でお別れ。明覚駅からなじみのない東武東上線の高坂駅にトラバースです。サイクリングを楽しむ人の多く行きかうこの土地、私は色とりどりに咲き始めた花を探しながら歩いていきます。桜、菜の花、スミレ、芝桜、つくしの穂、名の知れぬ紫の花。

 

鳩山ニュータウンから物見山へと続く県道の緩い坂を登っていき、その峠から木の階段を降りると正法寺です。ソメイヨシノが淡い花を開き、しっとりと落ち着いた境内を華やかにしています。

 

 

御朱印をいただいた後、今日の締めは物見山公園でのお花見です。一人、缶ビールを手にベンチに座ります。ほぼ満開の桜の木からこぼれた花びらが数枚、風に舞って飛んできました。

 

 

第10番 巌殿山 正法寺

 

 

やっと温かくなった先週の土曜日は、埼玉県比企郡ときがわ町の慈光寺を訪れました。マンサクの花がひよひよと風に揺れています。

 

 

くねくねと上っていく車道をショートカットするようにつけられた参道を登っていきます。途中「山門跡の板碑群」でカメラを取り出し何回かシャッターを切ったのちに小休止。久しぶりの山歩きに汗が出て、すがすがしい春の一日です。

 

 

靴を脱ぎ本堂に上がらせていただきます。「御朱印を書き上げる間にご本尊にお参りください」といわれるので、私はザックから数珠を取り出しふっくらとした座布団にすわり手を合わせます。街から遠く離れた音のない世界、一度打ったおリンの音が本堂の中に静かに吸いこまれていきました。

 

第09番 都幾山 慈光寺

 

 

土曜日は坂東三十三観音を徒歩で巡る旅の16回目、八高線を越生駅から明覚駅まで歩いてきました。現在の目標は第九番慈光寺です。

 

 

翌日が最終日の越生梅林梅まつり。見ごろも終盤ですが、探せばまだまだピンとした一輪が見つかります。この日の私のお気に入りは、見ごろの遅い緑のガクの白梅。つぼみも小さな花もどこかすがすがしくおしとやか。

 

 

明覚駅、関東の駅百選を徒歩で巡っていた時も訪れました。あれはたしか2010年の冬のことでしたか。

 

 

関東の駅百選 明覚駅 地元産の丸太で造り、周辺の山とマッチしたカナダ風ログハウスの駅

気持ちの問題なのか、他の月に比べてわずか2-3日短いだけで何の感慨もなくスルっと通り過ぎた如月二月。3月1日の土曜日は、東飯能駅から八高線を北に歩きました。

 

 

春の陽気のこの日、啓蟄を数日後に控えてすでに名もない小さな虫たちが羽音もさせずに飛び交っています。

 

茶畑、雑木林、ヤギ、急に訪れた春の日にホッとゆるんでいるようでした。