はまゆり
寒立馬の子供たち
日曜日は日本三名瀑に数えられる茨城県奥久慈の袋田の滝を見に行きました。
ゴールデンウイークで痛みの増した右膝、階段は避けエスカレーターでも立ち止まり、「北国の恵み」を毎朝摂取してようやく回復の兆しが見えてきました。あと二ヶ月ほども辛抱すれば、また山に登れると期待しています。
山、滝、渓流と自然の造形美溢れる奥久慈は、奥ゆかしい渋味をたたえています。それはひとえに、多様な見所を抱えているのにもかかわらずその宣伝がうるさくない、言い換えれば観光地化されていないところに起因しています。常磐道方面からのアクセスはどのインター・チェンジから向かっても深い山々のひだをぬって走り、結構な時間をとられます。もっともこの点が、ライダーをはじめとするワインディングを好む輩を多く集める所以でもあります。
イルミネーションで彩られたトンネルを抜けた第一観瀑台は滝つぼに近く、70メートルを超える幅をもって落ちてくる流れが轟音とともに大量の飛沫を上げています。「豪快」と一言で書けば簡単ですが、一種「恐ろしいまでの爽快さ」も加わります。
エレベータで第二観瀑台に上がると3つのデッキがあります。そのどこからもおとなしくなった袋田の滝が眺められ、滝つぼから見上げた後では物足りなさを感じるのも否めません。やはりこの滝は第一観瀑台から見るべきです。
日本の滝100選 23/100
袋田の滝
日本三名瀑のひとつに数えられ、高さ120m・幅73mの大きさを誇ります。滝の流れが大岩壁を四段に落下することから、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれ、その昔、西行法師がこの地を訪れた際、「四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣味わえない」と絶賛したことからとも伝えられています。
先週の日曜日は、群馬県沼田市の吹割の滝を見に行きました。
関東地方で有名な滝と言えば、まず誰しもが指を折る日本三名瀑の奥久慈袋田の滝と日光華厳の滝、同じく日光にかかる竜頭の滝や霧降の滝ではないでしょうか。そしてその次に今回見に行った沼田市の吹割の滝があげられると思います。
この吹割の滝は群馬県沼田から栃木県日光に抜ける国道120号、通称「日本ロマンチック街道」沿線にあり、ワインディングを楽しむ多くのライダーやドライバーが立ち寄ることになります。私も学生時代バイクで、車に乗り換えてからも何度となく訪れています。
国道120号から遊歩道を川まで下り、岩盤を歩いて滝の傍らに立ちます。ごうぅぅと音を立てながら岩を滑り落ちる片品川、開けた河原はこの時期だんだんと色を深くしはじめた木々の緑に囲まれ、解放感と自然の豪胆な姿に触れることができます。
一点残念なのは写真にするのに難しいことです。岩盤の上からは滝の肩しか見えずにその流れ落ちる全景を捉えられる撮影ポイントがありません。ヘリから流れを覗き込むようにカメラを構えたいのですが、当然のことながら落下防止のためにパイロンとロープが張られ、監視員の目も光っています。
対岸に「観瀑台」が設けられていますがあまりにも高いところで、この時期木々の葉越しにかすかに望めるといった程度です。
ともあれ、「東洋のナイアガラ」は一見の価値があります。
日本の滝100選 22/100
吹割の滝
高さ7メートル、幅30メートルにおよび、ごうごうと落下・飛散する姿から東洋のナイアガラとも呼ばれています。『吹割の滝』の名は、凝灰岩・花崗岩の川床上を流れる片品川の清流が、岩質の軟らかい部分を浸蝕し多数の割れ目を生じ、あたかも巨大な岩が吹き割れたように見えるところから生まれました。周辺には遊歩道も整備されており、『鱒飛の滝』の壮絶な景観や『獅子岩』と呼ばれる岩壁群、『般若岩』などの奇景、歴史ある『浮島観音堂』、『浮島橋』や『観瀑台』からの眺めなど、独特の渓谷美に彩られた多くの見所が存在します。
日曜日は群馬県、赤城ICにも近い棚下不動の滝を見に行きました。ゴールデンウィーク、ON THE ROAD EDGESの旅でそれまで痛みのあった右のひざがいよいよ使い物にならなくなり、登山や歩きの旅は少し自重して近場の観光に出かけました。
県道255わきの砂利の駐車場にGR86を停め鳥居をくぐります。見上げれば岩壁が帯状にひろがり、その上から淡い緑の木々がこぼれていました。滝はこの岩棚にかかっているのだなと想像します。
ゆるい坂道を歩き、ひざをかばいながら遊歩道を登ること十分ほど。裏側が洞窟状にえぐられ、そのせり出した断崖の一点から一筋の流れが蕭々と落ちていました。水量もさほど多くはなく、優しい滝でした。
日本の滝100選 21/100
棚下不動の滝
赤城山の西斜面が利根川に切れ落ちる赤城町棚下に「雄滝」と「雌滝」の二つの不動滝がある。雄滝の落差は37メートル。雌滝は遠くから見上げるだけで近づけないが、雄滝へは遊歩道があり、滝の裏側まで登ることができる。
ときには落水に打たれる修験者の姿も見られ、霊験あらたかな場所とされている。近くに不動堂もあり、あたりには神秘的な雰囲気がただよう。