2026年7月29日、宮崎県の飫肥城を訪れました。
昨日の夕方のことです。鹿児島城、佐多岬と観光を終えて宮崎市内の国道220号を走っている時のことでした。突然、
「ヴュワッ!ヴュワッ!ヴュワッ!」
スマホから警報が鳴りだしました。急いで車のスピードを落とすと、前の車もブレーキランプを点灯させて減速しています。スマホを取り出すと熊本で震度7の地震発生とのニュース。少し離れた宮崎のこと、しかも車の運転中だったので揺れは全く感じませんでした。
宮崎駅近くの東横INNに到着すると立体駐車場は地震の影響で止まっているとのことで、近くのコインパーキングに車を停めました。
フロント係が
「地震でエレベーターが止まってしまったので、申し訳ございませんが非常階段をお使いください」と夕刻になって集まってきた宿泊客に説明をしていました。
「宮崎も結構揺れました?」
「ええ、かなり…」
今回の旅行では、14階やら11階やら高層階の部屋が割り当てられることが多かったので心配していたのですが、運よくこの日は2階の部屋でした。もし高層階だったら、親父が上がれていたかどうか。
閑話休題、この「飫肥」という難読地名、正確な由来はわかっていないようです。
分解すると、
「飫」という漢字には「食べ物が豊富である」「十分に満ち足りる」という意味があり、
「肥」は「土地が肥えている」「豊かである」という意味があります。
そのため古くから 「食物に恵まれた豊かな土地」という意味で「飫肥」と呼んだのではないかというのがその一説です。
大手門通り
まずは駐車場内の案内処で御城印を買い求めます。この町には何ヶ所か有料で拝見できる施設があるとのこと。入場券をまとめて購入すると割安になるとの説明を受けますが、疲れが残っている親父がいくつ周れるか定かではないし、そもそも資料館にあまり興味はなく、親父も私もお城の「造り」、「雰囲気」が好きなので購入は見送りました。
大手門をくぐり虎口を抜け本丸へ。石段を登ると「旧本丸跡」です。地面は苔で覆われ「飫肥杉」がまっすぐ空に伸び、とても静かで落ち着く一角です。ふと気がくと…、セミの鳴き声が聞こえません。旅のあと調べたところ、セミの幼虫は針葉樹が好きではないとのことでした。
太陽の光が「飫肥杉」にさえぎられ、ベンチに座っているといくぶん涼しい風が吹いてきます。観光客も多くはなく、ゆっくりと時間を過ごすことができました。
日本100名城 43/100
飫肥城




