実は30年程前、当時若者に人気のあった「4丁目プラザ」、通称“4プラ“ というデパートの7階にある『自由市場』という雑貨屋が多数入店していたフロアで、あるサイン色紙を購入しました。
色紙には、チョウ・ユンファと書かれており、確か700円位でした。
香港出身のチョウ・ユンファは、今でこそハリウッド・スターの仲間入りをしていますが、当時は「男たちの挽歌」という映画で、一部のマニアにしか知られていない存在。
あまりの面白さに、繰り返し繰り返し自宅で何十回も見ていました。
その彼のサイン色紙とあって、すぐに購入しずっと大切にしてきました。
時が経ち、インターネットの時代。
30代半ばになり、ふと、この色紙を思い出し早速調べてみました。
しかし、チョウ・ユンファのサインとは全く似ても似つきません。
それからというもの、時折調べてはいましたが行き着いた答えは、“ニセモノ“でした。
ガッカリしながらも、今度は、「じゃあ、これは誰のサインなんだ？」という疑問が湧いてきます。
真っ先にプロ野球選手のサインが思い浮かびますが、似た感じで思いつくのは元巨人の西本聖氏。
ですが、これも違いました。
本日、交流してる方が『石原軍団』のある方のファンで、TTMの返信も頂いた事があるという話をして下さいました。
私が若い頃勤めていたホテルは、石原軍団の御用達で、来る度に接客していたという話をするととても羨ましいと言って下さり、私は私でサイン色紙を持ってる方が羨ましいと、たわいのない会話で盛り上がっていました。
先程、
あれ？もしかして？
と、久しぶりに色紙を取り出しヤフオクで調べてみると...
ビンゴ‼️
ついに、判明しました！
その方とは！
渡 哲也さんです！
そして、
購入したサインがこちら。
ずっと、どこかで見たサインだと思ってました。
多分、昔ネットで見た、どなたかが頂いた渡さんのTTMの返信画像が頭に残ってたんだと思います。
羨ましいと言っていたのに、自分も持ってました。
しかも、30年以上前から。笑
物凄い偶然です。
こんなたわいの無い会話から、約30年間身元不明だったサインの身元が分かったのです。
それにしても、あの色紙をチョウ・ユンファとして売ってたお店は酷いですね。
当時10代の私には、全く調べる術がありませんでした。
転売屋の走りですかね。笑
でも、渡 哲也さんのサインなのでとても嬉しいです。
接客させて頂いても、本当に礼儀正しく人格者でした。
色紙、大事にしたいと思います。
同じく接客させて頂いた舘ひろしさんや神田正輝さんのサインもいつか手に入れれればと思います。