ワンコの肉球の色って、毛色がそれぞれ違うように色がミックスされているんだね、と知ったのは、ここブログの世界でのこと。皆様の愛犬ちゃんたちのかわいらしい写真を見て。
リアル社会でお散歩の途中では、歩いているよそのワンコちゃんたちの足をひっくり返して肉球を見る機会なんてなかったし、だいたいお散歩中のワンコたちはじっとしてなんていないから。ブログの写真のワンコちゃんたちの足を見て、肉球には色素でそれぞれに模様があるんだと知った。うれしい発見だった。
わんこさんの肉球は、色素がなく全体がピンク色だったから、私のこの発見を家族に報告したら驚いていたっけね。
けれど口の中、上あごの裏なんかはピンクと黒の模様があった。子犬の頃のおなかの皮膚にもうっすらとではあるけれど模様が入っていた。その模様はきっと、一人ひとりオリジナルの模様なんだろうね。人間でいったら指紋のように、個体識別にきっと役立つんじゃないかな。
人見知りをせず、誰にでも喜んでついていきそうな愛想のいいわんこさんは、誘拐しようと思えば簡単だろうとお散歩仲間に言われて、母はもしわんこさんが誰かに連れ去られてしまったら、どうやってうちの子のわんこさんだと証明しようか本気で心配していたりした。おなかの模様が見えるようにしたわんこさんと家族が一緒に写った写真を撮っておこうか、などと言っている間にわんこさんのおなかには毛が生えて、模様は見えなくなってしまった。わんこさんは若いころはたまに脱走もしたけれど、どこにも行かずにまた帰ってきてくれた。老犬になればいよいよ、いつもの通り家にいるのが一番なのだと、態度で表してゆったり過ごしていた。ずっとずっと、うちの子でいてくれた。
細かいわんこさんの特徴、例えばしっぽの巻きの向きはどっちだったっけ?とか、本当に4本の足の肉球は全部、ピンク色だったよね?とか、記憶はどんどんあいまいになっていきそうなんだけど。でももし私が虹の橋でわんこさんに出会ったら。覚えている小さな特徴一つ一つを照合させて、大事なことはみんな瞬時に思い出して、この子は間違いなくわんこさんだと確信を持てるはず。わんこさんも私の歩き方とか、声の感じとか、いろいろみんな思い起こしてくれるに違いないと思う。その時になったら、まっしぐらに駆けてきて、私はぶつかるようにしてわんこさんを抱きとめるのかな?それともお散歩途中に出会った仲良しワンコや顔見知りの人たちを歓迎したように、伏せをして耳を折って、ジリジリ焦れながらもビュンビュンしっぽを振って弾丸わんこさんの発射のタイミングをはかる?どっちもありそうだけど、後者の方が有力かなあ?いつもは素直なのに、何でまっすぐに走り寄らずにそこだけ妙に駆け引きめいたことをしていたのか、私はずっと不思議に思っていた。再会したら、その疑問にも答えてくれるかな?
わんこさんのしっぽは、こっち向きだった。
急にイラストはじめました。ただいま使い方を模索中。

