つらら   ~お別れから1カ月半~ | おばあちゃんになった、わんこさんのおはなし。                    ~高齢柴犬の闘病・介護記録~

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ハイシニア柴犬介護記録です。
1年3カ月の闘病期間を含め、いつでも家族みんなで笑いながら過ごした、柴犬「わんこさん」との16年と8カ月の生活。
悲喜こもごもあったけど、トータルしてとっても幸せだった日々のおはなしです。

犬と一緒に過ごす生活って、いいね。

週末には今月も、霊園の法要へ。週間天気予報を見ながら、もしかしたら降雪があるかも、と心配していましたが、幸いに雪も雨も降らず。けど、寒い。

時間の少し前に到着して、まずはお線香を上げたりお水を上げたりするのですが、水の表面、うっすら凍ってる!みんなが次々お水をかける、わんこさんたちみんなが眠っている供養塔からは、滴り落ちる水が凍って、つららができてる!

「わんこさん、つららだよ。寒いねえ。」

連れてきたミニわんこさんに、思わずそう話しかけてしまいました。


それから。我が家で毎朝取り替えているわんこさんのお供えのお水とフード。

わんこさんの残したドライフードはすべておしまいになりました。

わざわざ買ってまでお供えしなくてもいいよね。そう決めていたので、今はお水だけを交換しています。わんこさんの好物を使ったメニューの日には、母は小皿にわんこさん用にお供えを取り分けてくれていますが、最近は毎日ではありません。


獣医の先生は、「亡くなった犬はだいたい1~2カ月は家族と一緒に生活しているもんだ。」と言っていました。「僕には犬がいる家は、気配で分かるんで。亡くなった後もしばらくは犬の気配がしているよ。そのうちに気配が消えちゃうんだ。それがだいたい、2カ月くらいかなあ。」

そんなことを、真顔で言っていました。変わった人です。この人、本当は犬なのかもしれない、と思うのはこういう時です。でも、それを信じるなら、わんこさん、ドライフードのごはんがなくなったタイミングで、気配も旅立たせたのかもしれません。使いかけのおしりふきシートもペットシーツも、わずか2・3枚を残して旅立っていった。もちろん替えは買い置いていたけれど、そんなところはわんこさん、妙にきっちりしていたんだよね。そんなこと心配しなくていいのに律儀だった。


わんこさんの気配すらなくなったかも、と気づいて、少し悲しくなりました。まだ2カ月経ってないのに。私はもう少し一緒にいたいけどな。

そういえば、いつもわんこさんに対抗意識を燃やしていた近所のわんちゃんが、わんこさんがいなくなった後もしばらくは家の前を散歩で通りかかるたびに吠えていたけど、もうその声も聞かなくなったように思います。


私たちは私たちの時間を進めている。同じようにわんこさんも、次の人生に向けて着々と準備を進めているに違いありません。いつまでもすがっていたら、生まれ変わる準備、すすめられなくなっちゃう。それは困るから。いなくなっちゃったなら、仕方ないね。そう思って、旅立ちを応援してあげなきゃね。


             
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