本沢温泉 日本最高所の野天風呂の温度はいかに | 温泉マンもっちいの湯と山話

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山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。

 
 本沢温泉のお部屋に荷物を置いたら、温泉へ向かいます。
 
  日本最高所の野天風呂。お宿からは徒歩10分くらいです。
 

 
  外トイレ100円ですが、もちろん宿泊者は無料です。
 
 
  野天風呂入浴記念券。宿泊者はもちろん入り放題です。
 
 
  野天風呂へは、硫黄岳への道を登ります。
 
 
少し坂を登り、天狗岳に向かう道との分岐点を左へ。新しそうな素敵な看板です。
 
 
  更に登ります。真っすぐに行くと、翌日に登る硫黄岳方面です。ここで、左へのわき道に入ります。
 
 
 
 ここで、女性とすれ違い。挨拶すると、『今、誰もいませんよ』とのこと。
 『ありがとうございます❗️』
 少し足早に(笑)
 
  少し行くと看板があります。
 
 
  この泉温に注目。約40度。この温度で湧いていたら浴槽はぬるめかと想像しましたが、果たしてどうでしょうか。
 
 
  細い道。
 
 
 少し新しそうな道なので、おそらく、昨年の土砂崩れはこのあたりなのでしょうね。
 
 
 足元の道が細いところがあるので要注意です。
 
 
 見えてきました。誰もいませんよ。
 
 
 駆け出したくなるくらいの気持ちですが、足元の道が細く、さらさらの砂なので、慎重に、かつ足早に(笑)
 
 
 洗い場も脱衣所もなく、ただ、四角い浴槽だけがあります。滑りやすい道。要注意です。
 
 
 周囲から丸見えのロケーション。実は、硫黄岳へと向かう登山道からも見下ろせます。
 
 
 雲上の湯。日本最高所の野天風呂。向こうに見えているのは硫黄岳。
 
 
  6時半に自宅を出発して、はるばるやってきて、ようやく到着。思えば、10年くらい前から行きたい行きたいと思いつつ、天候、台風、土砂崩れ等に阻まれて、やっと来ることができました。感動です。
 脱ぎますよ。自慢の高速脱衣で脱ぎ、かけ湯をして、ドボン。熱ーーーい。激熱です。測定してみると、45度あります。
 
 
 ちょうどいい湯もみ板があったので、湯もみしますが、あんまり変わりません。ピリピリする刺激がある激熱湯。でも、せっかくはるばるやってきたのだから、しっかり肩まで浸かります。入れなくはないんです。ただ、すぐ出たくなるんです(笑)
 
 
 青みがかった白濁湯。硫黄の匂いが濃厚です。味は、少し酸っぱい味に優しいタマゴ味。つるつる感も少し感じます。
 
 
 硫黄の香りが立ち込めていて、何ともいえないいい気持ち。これが41度くらいなら言うことなしですが、熱いので出たり入ったりを繰り返します。
 
 
 浴槽内の川のある側に腰かけの段が付いていますが、もう少しぬるければ座ってゆっくりもできるでしょうね。
 
 
  開放的なロケーション。全裸でいることが気持ちいい。

 
  湯口は50度。


  湯もみしまくって、44.2度。これが限界かな。


 素晴らしいお湯です。色も匂いも完璧、大好きです。これでもう少しぬるかったら言うことないのですけどね。←しつこい。
 分析書の温度より高いのは夏で気温が高いからかとも思いましたが、宿の温度計は16度。うーん、わからないので、後で宿の人に聞くことにします。


  湯口のパイプの中に湯の花っぽいのが溜まってますね。かきだしたいけど激熱です。

 

  振り返ってみても素晴らしいお湯。


  何度も振り返りながら、宿へ戻りました。


 お宿の方に、温度について確認したら、ここ数年は熱い状態が続いているらしく『自然のままのものですからね』とのことでした。

  ということは、真冬に行くと、外気温が下がるとともにお湯の温度も下がるのかもしれないですね。

  よし、次はアイゼン付けて真冬に行きたいと思います。