2020年1月 美山かやぶきの里 | 温泉マンもっちいの湯と山と美味しい話

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山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。

 2020年1月、合気道の稽古の後、午後からどこかに出かけることになりました。

 午後から?

 ということで、美山かやぶきの里へ。


 京都市内からは約2時間。

 途中、道の駅ウッディ京北で休憩。


 明智光秀の埋蔵金???


 長女のおやつに鯖飯。


 京北町は京都市内に合併。美山町は南丹市に。
 合併で、歴史のある町や村の名前が消えるのが寂しいなあ、などと話すうちに到着です。
 
 
 美山かやぶきの里。




 かやぶきの建物がこんなにたくさん残っている奇跡。 

 美しいです。まんが日本昔ばなしを思い出す風景です。

 
 まんが日本昔ばなしの山盛りのご飯や囲炉裏の上の鍋がものすごく美味しそうでしたね。
 
 かやぶきの里を歩いているのは半分以上外国人ですが、今となっては懐かしいですね。


 丸いポストが似合っています。

 美山民俗資料館は、素敵な建物。


 美山かやぶきの里のかやぶきの建物はほとんどが現役の住居なので、中に入れるのは、この美山民俗資料館と一部のカフェになったところくらいです。

 4時閉館なので、間に合って良かったです。
 






 中に入ると囲炉裏があり、炭火のいい匂いがします。
 係の方によると、以前、全焼した後、再建したらしいですが、古い木材を生かして建てているからか、新しさはなく、懐かしい雰囲気を醸し出しています。 囲炉裏の前に座らせていただき、お茶をいただいてくつろぎます。

 ここに暮らして、今から農作業に行けたら、どんなにか幸せかなあと思いました。そういう話を長女にしました。

 長女『疲れてる?』
 もっちー『疲れてないけど、兼業農家になりたいだけ。できたら温泉地で。老人ホームは日本中にあるし。ちょっと畑借りて、普段はケアマネして、ジモ専の共同湯に毎日行く、そんな暮らしがしたいだけ。』
 長女『十津川の南部老人憩いの家みたいな温泉!』
 もっちー『そうそう!でも、できたらジモ専がいい!』
 長女『マニアやなあ。』
 
 懐かしい空間は、現実離れしているからか、憧れの暮らしがさも実現したかのような不思議な幸福感を与えてくれました。

 館内を見学してから、縁側でのんびりしました。

 長女『縁側好き!』
 もっちー『こういうところで年を重ねていくのがいいなあ。』
 長女『わかるわかる!』
 もっちー『まだわかるには若いやろ!』 

 この美山町は、雪が積もることもある土地。厳しさもある自然の中の暮らしには苦労も多いのかなあと思いますが、美味しい空気や山々の眺めを楽しみながら、日々を重ねてこられたのでしょうね。


 スプリンクラーが整備され、大切に守られているかやぶきの里。


 朝から行ってのんびり楽しむくらいの価値のある素晴らしいところでした。