珍しい温泉5 ブランコとすべり台のある温泉 | 温泉マンもっちいの湯と山と美味しい話

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山奥の秘湯、マニアックな温泉が大好きな温泉マンもっちいと申します。登山と温泉、ご当地グルメ、珍スポットを愛する旅のブログです。関西を中心に日本各地の魅力的な山と温泉を巡ります。日本じゅうの歩いて行く秘湯を入り尽くすのが目標です。

 ブランコやすべり台のある温泉って、とても珍しいですよね。

 ブランコだけがある温泉やすべり台だけがある温泉はいくつかありますが、両方が揃っているのは、おそらくここだけのはずです。


 奥飛騨の新穂高温泉にある槍見館。 

 秘湯を守る会のお宿で、古い建物を移築した風情たっぷりの館内です。


 今はわかりませんが、約10年前は、日帰り入浴が可能でした。

 当時、小学校三年生の長女との奥飛騨2人旅で、日帰り入浴しました。 

 貸切風呂が4つあります。目的はそのうちの1つ、『森の湯』です。


 扉を開けると、木製のすべり台があり、隣にブランコ。

 もっちー『こんなん初めてや!ほんまにあったんや!』
 長女『すごい!すごい!』 


 すべり台を滑るとそのまま浴槽にダイビング!ものすごく楽しいです。小さなすべり台ですが、なかなかの角度です。

 短くてもこの角度があるからか、滑ってみると、ものすごいスピード感でお湯に飛び込んでいきます。バシャーンとお湯しぶきを上げながら飛び込んだ時の快感はクセになります。気持ちいいものですね。 

 親子ともども、はしゃいで何度もすべります。

 頭から滑ってみたり、いろいろ楽しめました。


 ブランコも全裸なのが、ちょっとヘンタイっぽくて気持ち良くて、クセになりそうです。
 
 ブランコとすべり台を親子で代わる代わる楽しみました。
 ここで、ちょっと気になることがあります。

 もっちー『お父さんが滑ったあと、なんでいちいちお湯で流すんや?』
 長女『お父さんのち○こと金○が当たって汚れるから流してんねん。』 
 もっちー『汚くない!ふるさとは大事にしなあかん!』
 長女『ふるさと?』 

 いちいちお湯を流していましたが、このお湯はもちろん源泉かけ流し。もちろん、塩素消毒もなしです。

 かすかに硫黄の香りがあり、わからないくらいのごく薄いたまごの風味のある美味しいお味です。 

 全裸でブランコも楽しいですが、やっぱりすべり台の爽快感がたまらないですね。
 
 ブランコのある温泉は、同じ岐阜県の新穂高温泉にある深山荘別館槍の郷。こちらの貸切露天風呂にもブランコがあり、湯船が大きいぶん、爽快感も大きいですね。 

 すべり台のある温泉は、同じ岐阜県のやまと温泉やすらぎ館。片方だけにありますが、貸切風呂ではないので、ちびっこたちに混じってすべり台を滑ることになりますね。旅の恥をかきすてて、湯船にダイビングです。

 岐阜県民は、アトラクション風呂がお好きなのでしょうか? 

 他にも貸切露天風呂があり、合計4つ。また、混浴や女性専用露天風呂もあり、もちろん内湯も備えていて、これだけの浴槽がすべて源泉かけ流しとは、素晴らしい湯量ですね。 

 露天風呂からは槍ヶ岳が見えるはずですが、あいにくの天気でした。

 槍見館は、古民家を移築した素敵なお宿です。こういう懐かしい空間の良さを感じると『ふるさと』を大切にしようという気持ちに自然となるのかなあと思います。