長崎の旅 | 山下由美子の山森(やまもり)ばなし

山下由美子の山森(やまもり)ばなし

生成りの糸を自然材料などで染めて、編み物作品を仕立てるのが大好きな筆者の日常です。
季節になると森に入り、山菜やキノコの料理人になります。

3泊で長崎に行ってきました。娘の婚家にご挨拶です。コロナでのびのびになってました。新幹線で長崎駅へ、そこから3日間レンタカーを借りました。


長崎はまだ路面電車が走っているのですね。

翌朝はフクシマの早朝散歩からスタート。
帰ってきて、「お墓の花が造花だよ。お墓の字が金ピカ!」と興奮していました。

初のレンタカー体験に緊張して平和公園に寄りました。
たくさんの平和を祈念するアートを見ました。これも長崎なのですね。


ご実家で歓待を受けて、初対面のお父さんの学者話を拝聴しました。グラタンが美味しくて東京でも20年ぶりに作ってみようと思いました。

2日目の宿の小浜温泉の蒸氣屋です。お湯も最高で、自炊湯治のポイントであるキッチンのシステムも申し分のないものでした。再訪したい温泉です。
今回、蒸したのはアスパラ、飲茶。あまりにお魚が良いので、持参した「漬け汁」でタイとヒラマサの「漬け」をつくりました。


フクシマは港を散歩して漁協の競りを記録してきました。旅行者は競りに参加できません。


口之津(クチノツ)を経て島原半島をめぐりました。海の幸に恵まれた歴史の街でした。
市役所前の「みそ五郎」像には笑いがこみ上げました。素晴らしいアートです。


雲仙の地獄めぐりをして宿へ。
猫がばてたのか寝ていました。




熊本地震でキャンセルした「あこがれの温泉」でしたが、少しがっかり。蒸気屋とは対照的にコンセプトがチグハグで利用者としては戸惑うことが多かったです。
今流行りの露天風呂付き部屋は新設してるけど、一般浴槽は手すりなどの配慮がゼロなのです。白濁の下に階段があるのか、石がごつごつしていて怖い思いをしました。
あこがれのままがよかったかな?
昔の影を追っているような中途半端な温泉街でした。

あっという間の3泊4日の旅でした。
もし、この次があるのなら、蒸気屋に連泊して、新鮮な海の幸を堪能したいと思います。あとは原城址にも行ってみたいです。
欲を言えば天草にも。