乾燥藍染めました | 山下由美子の山森(やまもり)ばなし

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生成りの糸を自然材料などで染めて、編み物作品を仕立てるのが大好きな筆者の日常です。
季節になると森に入り、山菜やキノコの料理人になります。

新居で乾燥藍で染めました。

以前のクチナシ染の上に重ねて染め、グリーンをねらうつもりで。


まずは乾燥藍を150g。

ハイドロとソーダ灰を18gを3つ用意してスタートです。



新居のキッチンはセラミックトップとステンレスです。それぞれ染液が着くとどうなるか?こすってすぐ落ちるのか?

重ねるために荷造りテープで色分けして染めます。紙のタグをはずすことになるので。
この辺、前準備が必要なのです。

この黄色の上から藍を重ねます。
様子を見て生成り毛糸も染めることにしました。

3回煮出して計7リットルの染液を作りました。染液をこす時、どうしてもセラミックトップに液が落ちます。熱いので慎重にこします。
落ちた跡は青い点となっています。ジフでこすってみますと、ほとんど落ちますが、結構力が必要。でも、試しにメラミンスポンジでやったら、軽く擦るだけで激落ちしました。

重ねたもの100gかせが4つ、生成り200gかせが3つ染め終わりました。重ねたものは少しフェルト化したものもあります。玉巻きの時めんどうそうです。


余った液でかやのフキンなどを浸けてみましたが、もう能力はありませんでした。

かくして新居での初乾燥藍は終了。メラミンスポンジでキッチンが真っ白になることも分かりました。次は「堅ろう藍染め」の予定です。
何をどう染めるか計画を練っています。

花粉症で室内生活を送っていますので、時間はたっぷりあります。

その後の染め毛糸。まず、重ねたもの。
グリーンは難しいです。
 
次は生成り毛糸を染めたもの。最後のはあまり染まってません。このまま置いておくか、堅ろう染めで再度染めるか検討中。