ファイナンシャルプランナーとして16年
そのほとんどを金融機関の
資産運用アドバイザーとして
仕事をしてきました
入社したのが2006年
翌年にサブプライムローン問題
次にリーマンショック
新人として活躍した1年間で
たくさんのお客様を開拓し
投資を始めてもらうも
たった1年でショックに見舞われ
リーマンが倒産した日から
毎日、毎日泣いていました
でも泣いてても何も変わらない
今、出来ることを考えて
心配しているお客様のところに
顔を出して説明し続けました
本当に心優しいお客様は
「あんたのせいじゃないから」
「この後、どうしたらいいか考えて欲しい」
そう言われました
先の事はわからないけど
1987年のブラックマンデー
1997年のアジア通貨危機
過去の金融ショックを勉強したり
様子見の後に何が出来るかを考えたり
あの時はアンダーパーの既発国債で
少し挽回しました
この時の経験を絶対に忘れずに
この先もマーケットの教訓にしていかなくてはと
思っています
あれから10年以上が経ち
金融庁は《貯蓄から資産形成へ》
その必要性を本気で訴えています
その為に必要な《顧客本位の業務運営》を
金融機関に要請してきました
それが2015年の事
金融機関で働くものとして
この時の金融庁長官の言葉が
ずっと心に突き刺さったまま
その後も3年間仕事を続けました
でも残念ながら変わらなかったんです
自分なんかが、動いたって
所詮何も変わらない
ちっちゃな点がピョンと飛び出したって
何も変わらない・変えられない
たくさんの危機を乗り越えたよなぁ~
信じてついてきてくれたお客様
今どうしているかぁ~
今のマーケットの最高値は
たくさんのお客様の顔を思い出して
良かったなぁ~ってかみしめる毎日です![]()


