放送作家の小野高義です

 

巨人ーヤクルトは

熱戦の末

巨人が負けt

1日で単独首位の座から陥落

となりました

 

とはいえ

一点を争う白熱した

どっちに転んでもおかしくない好ゲーム

 

今日負けたとはいえ

巨人はこの3連戦で勝ち越し

 

巨人の勢いが止まることはなく

かといってヤクルトはさらに調子を上げていき

セ・リーグはますます混戦を極めていくことでしょう

 

  ◇

 

この3連戦

キャッチャー小林選手の奮闘ぶりが目立ちました

 

初戦に3年ぶりのホームラン

きのうは

スガコバコンビで相棒を助けるタイムリーツーベース

 

そしてきょうは

同店で迎えた7回

3年ぶりの盗塁を決め

続くライトフライで

三塁へタッチアップし

気迫のヘッドスライディング

チームもファンも大いに盛り上がりました

 

  ◇

 

この3連戦に限らず

小林選手が正捕手争いの中心となってから

巨人の勢いが増してきて

きのうの時点での首位につながった

ような気がするのは

ぼくだけではないはずです

 

ピッチャーは

菅野投手に限らず

すごく投げやすそうにしてる感じがするし

 

実際

投手陣はすごく良いし

 

何より

小林選手が活躍すると

何故か盛り上がります

 

世界のKOBAYASHIは

SNSをやっていたらつい使いたくなってしまうワードです

 

いかにも人柄が良く謙虚で優しそうな見た目と

「世界のKOBAYASHI」

という大げさすぎる言葉の響きが

ギャップがあって

 

それがまた小林選手らしくてとてもいいです

 

  ◇

 

昨年までは

とにかく打てない

というのが

一軍にすら定着できていない理由

と言われていました

 

でも

バッティングって

実戦での慣れが占める割合っていうのが

相当に大きなもので

 

ぼく的には

試合にさえ出ててればきっと打てるんだから

使えば良いのに

ずっと思ってました

 

後付けではなく

2年前からブログで綴らせていただいたりしております

 

 

 

  ◇

 

もちろん

打てるに越したことはないとは思いますが

 

キャッチャーというポジションには

打撃成績や盗塁阻止率

という

数値化された能力では計り得ない

「何か大事な要素」

が大きく作用する

 

ということを

今年の小林選手と巨人の好調が証明しているような気がします

 

その正確な正体

というのは

ぼくレベルでは

うまいこと言うことができないのですが

 

それは

投手の能力以上に気持ちよく投げさせることができる能力

みたいなもので

それは

単純に配球術ということだけでなく

その選手の性格や人間性、人間力によるもの

だったりして

これは容易に身につけることができない

天性が占める割合が大きいのかなあ

なんて思ったりします

 

投手が気持ちよく投げて相手を打ち取れば

チームの雰囲気が良くなり

ゲームを支配し

勝利につなげることが出来

そんな試合が続くことで

チームはさらに強さを増していく

という循環が生まれるのでしょう

 

  ◇

 

昨年日本一の阪神には

坂本誠志郎選手

 

その前の優勝のヤクルトには中村悠平選手

 

昨年日本一のオリックスには

若月健矢選手

 

パ・リーグ首位を走るソフトバンクには

甲斐拓也選手

 

そして今年2位の好調の日本ハムには

打撃好調だけでなく

盗塁阻止率No.1でリードにも定評がある田宮裕涼選手

 

勝負所で

投手が安心して投げられるキャッチャーの存在があるような気がします

 

もし今年

巨人が優勝したならば

ますます

こうしたキャッチャーの存在というものが

見直されていくような気がします

 

というわけできょうはこのへんで

小野高義でした